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文庫 あら、もう102歳 俳人 金原まさ子の、ふしぎでゆかいな生き方 草思社文庫

金原まさ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794223203
ISBN 10 : 479422320X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

俳句界で“不良少女”と呼ばれた102歳の著者が、そのみずみずしい感性をはじめて明かした一冊。四ツ谷で暮らした少女時代から、銀座で過ごした青春時代、結婚・出産、夫の浮気、そして49歳で飛び込んだ俳句の世界―俳人金原まさ子が綴る、その半生と102歳の日常。巻末に100歳から106歳までの句作を厳選収載!

目次 : 1 たまたま一〇二歳(気がついたら一〇二歳。電車で席を譲られるのはちょっと…/ 日に何度も「あちら側」へ。俳句はわたしの竜宮城 ほか)/ 2 二十歳の銀座(「ひる逢ふ紅はうすくさし」。家を出ていった「夫」との逢い引き/ 銀座松坂屋裏「ブランズウィック」。二十歳のわたしたち ほか)/ 3 美しい男性たち(「戦場のメリークリスマス」の坂本龍一で、人生が変わりました/ デヴィッド・シルヴィアンやプリンスのライブにも行きました ほか)/ 4 麹町六丁目七番地(七歳のとき、父が「おもしろいものを見せてあげよう」と/ 四ツ谷駅の向かい、銀行員の父が建てたわが家 ほか)/ 5 フマジメとマジメ(愛することがツラい、などと、思っていたから、罰をくだされたのです/ 夫はベッドをのぞきこんで曰く「デカい鼻だな」 ほか)

【著者紹介】
金原まさ子 : 1911年(明治44年)東京生まれ。三輪田高等女学校卒。卒業後は飯田橋の料理学校へ。その後結婚し、ほぼ専業主婦として生活。49歳で俳句をはじめる。1970年、草苑(桂信子主宰)創刊に参加。73年、草苑しろがね賞受賞、79年、草苑賞受賞。2001年、街(今井聖主宰)同人。07年、らん(鳴戸奈菜代表)入会(筆名・金子彩)。14年、句集『カルナヴァル』で第69回現代俳句協会賞特別賞を受賞。2017年6月、106歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りょちみ

    俳句つながりでどこかからか知った本です。前半3分の1はエッセイで後半は句集のような構成です。明治生まれで戦前の東京での生活や女学校時代のお話が新鮮で、もっとその時代を知りたいと思いました。そして真面目なA子と不真面目で悪いB子が内在している、というところがまさに人間の多面性を表現をしていて、長く生きている人間にしかわからない真理のようなものを感じました。俳句は自由律が多く、たまに残酷な表現に驚きます。素人の私にはちょっと理解し難いような句もたくさん。もう少し勉強してから句集を読んでみようかなと思いました。

  • young

    金原まさ子さんの名前は初めて知ったのは、エゴドキュメントで振り返る太平洋戦争のNHKの番組。子育てをしながら戦争に関しての日記を書いていた女性。次に人々の社会戦争という本で紹介されていて、戦後のその後について知った。 昭和時代のデートの様子や、その後の赤裸々な家族のお話など興味深い。時代変わればただの日記も貴重な史料になるんだろうな。

  • nori

    お金の事は考えたこともない面白いおばあさんだった。ふわふわしている感じ。悪い意味でなく。65歳からあえて自分で総入れ歯にしたというのがすごい。

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