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テヘランのすてきな女

金井真紀

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794974266
ISBN 10 : 4794974264
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

謎めいた国・イランで、女たちの人生を拾い集めた

女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。詩を愛するが、酒はない。謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入!

スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc...。ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。

世界はいつも想像の何倍も込み入っている。(本書より) 

きっとにんげんが好きになるインタビュー&スケッチ集。

【著者紹介】
金井真紀 : 1974年、千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。難民・移民フェス実行委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    私は、密かに金井真紀さんはノーベル平和賞を与えてもいいと思っているくらい、信奉しているんです。この著書のどこが?と思われるかもしれませんが、イランをテヘランをここまで語られていて、それはとても優しい。語る方も聞く方も優しい。それだけで十分。

  • どんぐり

    文筆家・イラストレーターの金井真紀さんによる、イランの女性たちへのインタビュー集。彼女が「最初にイランに行ってみたい」と思ったきっかけは、なんと女子相撲だった。なぜイランで女性が相撲を? そんな懐の深い国なのか?――という驚きから始まる。2022年のマフサー・アミーニー事件以降、「女性、命、自由」を掲げる反スカーフ運動が広がり、女性たちの自由への希求が世界に伝えられるようになった。本書に登場するのは、通訳、弁護士、作家、看護師、スポーツ選手、トランスジェンダーの学生、アフガニスタンからの移民など、→

  • ネギっ子gen

    【日本とはまったく違うシステムの中で、女性はどのように生きているのか】テヘランに生きる女たちのインタビュー&スケッチ集。女性弁護士は語る。「女性たちが不自由なのは服装だけじゃない。書くこと、話すこと、考えること、すべてに自由がないの。1979年に革命が起きてからずっと、イランの女性たちは自分を偽るように強いられてきた。家のなかでは男性の友だちと握手もするしハグもする。でも外に出たらそういうことは一切しない。まるで二重人格者ですよ。わたしたちは演技しないで生きたいだけなの、他の国の女性たちみたいに」と――⇒

  • はやたろう

    イランの首都テヘランの女性たちの取材記。宗教とか国策のせいで生きにくいだろうが、その中で逞しく生きる女子たちが素晴らしい。例のごとく、こうしたもの読むと行きたくなる。

  • azukinako

    私はまったく何も知らないに等しかった。2年前の「反スカーフデモ」から気になりだしてはいたけれど、普通の女性たちの生活、家族、仕事、彼女たちがどんなことを考え、何ををしているのか、面白くて一気読みだった。私の想像などは軽く飛び越え、固定観念もあっという間に覆すパワーがあった。金井さんの語り口とイラストはとってもソフトなんだけど。そのくらい私にはインパクトあった。「やりたいことは我慢しない。失敗してもいいから試してみる。幸せになるために他人をまたない…そうしているうちに自分が好きになりました」この言葉が好き。

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