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ISBN 10 : 4582769225
Content Description
一五世紀朝鮮王朝にハングルは誕生した。人々は朝鮮語を話すのに、知識人たちは漢字・漢文で書く―。名を得るのも、思想を語るのも、法を作るのも、詩を詠むのも、ありとあらゆる知は、母語ではない、漢字・漢文の中にあった。国王・世宗は文字を創製し、若き同志たちがこれを共にした。文字が生まれると、何が起こるのか?人は文字をいかに生きるのか?私たちはハングルを見ることによって、人間の文字の原初を知り、“話されたことば”と“書かれたことば”の豊饒なる流転、そして言語の巨いなる希望を知る。第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。
目次 : 序章 ハングルの素描/ 第1章 ハングルと言語をめぐって/ 第2章 “正音”誕生の磁場/ 第3章 “正音”の仕掛け/ 第4章 “正音”エクリチュール革命―ハングルの誕生/ 第5章 “正音”エクリチュールの創出/ 第6章 “正音”―ゲシュタルト(かたち)の変革/ 第7章 “正音”から“ハングル”へ/ 終章 普遍への契機としての“訓民正音”
【著者紹介】
野間秀樹 : 言語学者、美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。一般言語学、朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育を中心に、音論、語彙論、文法論や言語存在論などの論著がある。著書、韓国語『語彙と文法の相関構造』(ソウル、太学社、大韓民国学術院優秀学術図書に選定)などがある。2005年大韓民国文化褒章受章。12年周時経学術賞(韓国)、14年パピルス賞受賞。『ハングルの誕生―人間にとって文字とは何か』で第22回アジア・太平洋賞大賞受賞。韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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へくとぱすかる
読了日:2021/11/17
おたま
読了日:2025/03/12
matfalcon
読了日:2025/06/18
Yuki
転天堂
読了日:2025/09/30
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