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こつなぎ物語

野里征彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780709544
ISBN 10 : 4780709547
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

山は誰のものか!1917年、東北・岩手の寒村から一つの訴訟が起こされた。小繋事件。農民運動史に不朽の足跡を残す山村農民のたたかいが今ベールを脱ぐ。

目次 : 第1章 騒擾/ 第2章 訴訟/ 第3章 切り崩し/ 第4章 官許暴力/ 第5章 人権弁護士/ 第6章 立ち上がる草莽/ 第7章 憂愁の山

【著者紹介】
野里征彦 : 1944年生まれ。陸前高田市出身。映画少年から水産会社勤務、政党専従などを経て作家活動に。民主主義文学会会員。「麺麭」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くるた

    小繋事件を全く知らないまま、帯に惹かれて読みました。時代が大きく変わる時、時流に乗る者、飲み込まれる者、はじかれる者、それぞれが消耗し合って良くも悪くも収まるところに収まるしかない。この事件は、昔から山に依って暮らしてきた住民にとってあまりにも不運でした。読み書きもできず入会権も知らなかった住民が訴訟にまでもちこみ、また裁判とは別の次元で生活を守る力を手にしていく過程は、時代を越えた“生きるための力”を明示していると思います。敗訴した後の原告達の反応がそれをよく表しています。早く第二部が読みたいです。

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