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野見山暁治人はどこまでいけるか(仮)のこす言葉

野見山暁治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582741124
ISBN 10 : 4582741126
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

98歳を迎える画家が、今だから語る絵と人生の秘話。一つのことを極める上でどんな知恵を積み重ねてきたのか。人生の先輩が切実な言葉で伝える、語り下ろし自伝シリーズ創刊。

【著者紹介】
野見山暁治 : 1920年、福岡県生まれ。画家。東京美術学校油画科卒業。応召ののち病を患い療養所で終戦を迎える。52年に渡仏。58年安井賞受賞。64年帰国。81年まで東京藝術大学教授を務める。92年芸術選奨文部大臣賞、96年毎日芸術賞。2014年文化勲章受章。文筆でも活躍し、『四百字のデッサン』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カノン

    堀江敏幸さんの本の表紙絵を描かれている画家さん。野見山さんの人生は、レールで引かれておらず、1本の筋が通った本当の芸術家肌だ。画廊になんと言われようが、もう他の絵に影響されてしまったら元の絵は描けないと言った。パリに行った時に絵が明るくなったのは、周囲が暗かったから。日本の方が派手であったから人が際立たないと。芸術家としての感性も読めるし、人とは、戦争とは、と達観した言葉もあり、人生論としても読める間違いなく良い本だった。

  • tu-ta

    図書館の本、読了。野見山さん、面白いし、文章うまい。 1940年頃、美術学校の中で、戦争が必要か、あるいは、そうじゃないかという議論をたくさんしていたという話は興味深い。(28p)  また、フジタのアッツ島について「あのなかへ何カ月かしたら自分が入っていく、そう思うと身の毛がよだちました。自分が生きていけるはずがない。まさか生きて帰れるわけがない。自分の命も、絵を描くということも、ぜんぶ終わるんだ、と」(30p)  コメント欄に続く

  • モンティ

    やはり戦争体験はすさまじい。色のない世界で見つけたミカンの皮の鮮やかなオレンジ色。確かに私が生きている世界は色に溢れているし、物にも不自由なく過ごしている。豊かではなかったけれど、空腹を抱えたような世代ではない。好きな手芸で色をもてあそんでいる。あのような暗黒の時代に逆戻りしないようにしっかり手綱を引き締めなければ… 大人がいい加減なことをしてはいけないということがよくわかる。若い人たちに毅然とした大人(老人)の姿を見せなければ

  • niki

    このシリーズは全て読むと決めている。 野見山暁治という人をこの本で初めて知った。画家のインタビューは読んだことがなかったので新鮮だった。同じシリーズの金子兜太ほど共鳴できなかったけれど、「戦争をいったん味わうと、あれが二度とこないわけがないと思うの。あの強烈な情熱、弱者をやっつける、他民族を征服する野心は、人間に絶えることはない」とう文章にはうなってしまう。戦争を体験した人しか語れない言葉。 長生きしたいと思ったことはないけれど、このシリーズを読むと、感じながら健やかに長生きすることの価値を感じる。

  • louzoso

    読んでよかった

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