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中世修道院の食卓 聖女ヒルデガルトに学ぶ、現代に活きる薬草学とレシピ

野田浩資

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416522905
ISBN 10 : 4416522908
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中世の修道士が研究した健康医学と食文化。その大きな功績のひとつを作った12世紀ドイツの修道女、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの教えとレシピをご紹介します。季節や体調に合わせて、素材の特性を考え、ハーブやスパイスをふんだんに使って作られる健康料理は、現代の私たちの食卓に生きるヒントがたくさんあります。現地レポート「ヒルデガルト式断食セミナー」や、「ヨーロッパの歴史的修道院」ガイドも掲載。

目次 : 1 聖ヒルデガルトの食の教え/ 2 スープ料理/ 3 野菜料理/ 4 魚料理/ 5 肉料理/ 6 デザート

【著者紹介】
野田浩資 : 東京・六本木一丁目にあるレストラン「ツム・アインホルンzum Einhorn」シェフ。ドイツをはじめ、ヨーロッパ各国で修業を重ね、帰国後、1994年にレストランをオープン。伝統料理やドイツ直送の季節の味を求めて、在日のドイツ人も足繁く通い、「日本でドイツの食文化をもっとも感じさせる店」と高く評価されている。アートに造詣も深く、店内に国内外のアーティストの作品を展示したり、音楽会を催すなど、文化活動にも力を入れている。講演やテレビ出演も行う

飯嶋慶子 : 聖ヒルデガルト料理研究会主宰。ロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパンにてアロマセラピストの資格を取得後、アロマセラピストとして活動。後にアロマテラピーやハーブ療法関係の書籍の翻訳を行う。訳書に『聖ヒルデガルトの治療学』、『ハーバル・アンチバイオティクス』、『6週間のハーブ解毒プラン』(フレグランスジャーナル社)、『Tree Medicineくすりになる木』(BABジャパン)など多数。2016年には米ドキュメンタリー映画『型破りな神秘家 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン』の字幕翻訳にも関わる。2011年より野田シェフと共に聖ヒルデガルトの食の教えを広めるべく、ヒルデガルト料理を食べる食事会を定期的に開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 榊原 香織

    12cドイツの修道女 アロマセラピーの祖みたいな人ですね。 現代でも彼女のレシピは生きてるようで スペルト小麦、フェンネル、マルメロが重要  ローフードには反対らしい 写真もきれいだし興味深かったです。レシピはたぶん作らない

  • ネギっ子gen

    【体が喜んでいる、と強く感じる料理です】健康医学と食文化に大きな功績を残した12世紀ドイツの修道女・聖ヒルデガルト。季節や体調に合わせた素材、ハーブやスパイスをふんだんに使ったレシピなど、病気予防策として食を重要視した彼女の教えなどを紹介する、美麗なる書。「聖ヒルデガルト料理を提供する店」「ヒルデガルトをよく知るための本やDVD」など掲載。参考文献も。<病院もなかった時代、食材のあり方、野菜類の栽培の仕方、家畜類の育て方から乳製品の加工技術など、あらゆる分野で研究に研究を重ねたのが修道院でした>と――。⇒

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。全てが丁寧に心を込めて作られている、美しい一冊でした。私は特定の信仰を持ちませんが、食の観点から今でいう予防医学を発展させた中世の一修道女の遺した研究を読みながら(これが神に仕え、祈り、同胞を慈しむということなのだ)と深く理解出来た気がします。にんにくを「食べすぎると血液が熱くなりすぎる」というヒルデガルトの言葉にニヤリ。禅宗の「不許葷酒入山門」じゃないですか。面白いな。

  • MASA123

    Wikipediaによると、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098年-1179年)は、中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長であり神秘家、作曲家。女性の教会博士。医学・薬草学に強く、ドイツ薬草学の祖とされ・・・と記載がある。本書は12世紀のドイツの修道女ヒルデガルドの料理レシピ本。著者の野田氏はドイツ料理店オーナーシェフで、飯島氏はヒルデガルド料理研究家。12世紀から伝わる健康によさそうな料理は。スペルト小麦とか入手が難しそうな食材があるので簡単に作れないが、ながめるだけで愉しい。

  • aof

    ヨーロッパにおける修道院のあり方とか存在感に興味がある。地域において教養とか知恵の集積所みたいなところだったのかな。レシピはどれも美味しそうだけど、近所のスーパーに売ってるもので手軽に作れそうなものが少なくてめげそう。。

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