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コンテクスト・マネジメント 個を活かし、経営の質を高める

野田智義

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334100582
ISBN 10 : 4334100589
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

過去50年間にわたる欧米組織戦略論の知見を、コンテクスト・マネジメントを切り口に概観し統合。「経営」の新たな地平線を示さんとする、著者渾身の一冊。

目次 : 序章 経営の質と組織能力―「よい経営」と「そこそこの経営」を分けるもの/ 第1章 競争優位は組織プロセスから生まれる―戦略分析論から組織戦略論へ/ 第2章 組織による意思決定と行動のメカニズム―コンテクスト・マネジメントという考え方/ 第3章 組織能力はいかにして形成されるか―学習する組織/しない組織/ 第4章 組織の成長と経営のジレンマ―組織と経営管理システムの有用性/ 第5章 企業と経営者が直面する経営の課題―企業全体戦略と本社の役割/ 第6章 組織優位から経営者優位へ―組織優位を構築するプロセスとマネジャーの行動/ 第7章 ポスト産業資本主義へのパラダイムシフト―個と組織の関係性を再考する/ 第8章 21世紀型組織の経営―コンテクストを示す、挑戦を後押しする

【著者紹介】
野田智義 : 大学院大学至善館理事長・学長。特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)創設者。1983年東京大学法学部卒、日本興業銀行入行。その後渡米し、マサチューセッツ工科大学(MIT)より経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)を取得。ロンドン大学ビジネススクール助教授、インシアード経営大学院(フランス)助教授を経て帰国。既存のMBA教育に飽き足らず、2001年、財界トップ等120名の支援を得て独自の教育機関ISL(Institute for Strategic Leadership)を創設。大企業の経営幹部、社会起業家等約1,600名を輩出。2018年に、ISLを母体に至善館を開校し現在に至る。専攻は経営政策、組織戦略、リーダーシップ論で、インシアード在席中には3年連続で最優秀教授賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 山のトンネル

    対談形式。

  • タッキー

    経営者の役割を示した本で、非常にわかりやすい内容でした。企業の価値創造の主体は、組織から個にシフトしている。個の力を引き出すためには、組織行動のコンテクストが重要。この組織行動のコンテクストというのは、簡単に言えば仕組みのようなものです。うーん、なるほどなるほどと思いつつも、どうもこの手の本は、じゃあ、あなたが経営してみればと、どうしても意地悪な見方をしてしまいます。

  • Qucchi

    経営トップはマネジャーおよびそのチームには、自律し自社にとって望ましい行動をとってもらいたい。そのためにトップは望ましい組織行動規範(本書の組織行動のコンテキスト)を整え、自ら実行し、絶えず社内に発信することが大事。経営トップ自身も自らを律することで、周りを自社のあるべき状態に進ませることが可能になる。

  • 静岡茶

    至善館講義シリーズ第二弾 ヒエラルキー組織からの脱却や移行すら、もはや個人の力を必要にできるか否かにかかっているのか。故に21世紀型の経営へ移行できない企業は自然に淘汰される。個人としても、言われた事だけやっていれば…や、自由からの逃避をしていては駄目だなぁ

  • Kooheysan

    タイトルに含まれる「個を活かす」ことにとても興味があり手に取りました。経営学の知見(この理論パートが素人には少し難しい)を追いながら、現在の「組織は個に従う」時代の中で、筆者が考えるあるべき経営の姿を明らかにしていくという流れ。結局は人が大事(…と言ったら筆者に叱られそう。詳しくは本文p315〜)、言い換えると人に対する深い理解に基づく経営者の哲学と、トップの将来に対する大望が大事ということかと思います。経営陣が意識すべきことがある程度まで規範的に説明されており、この本のもっとも価値ある部分です。

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