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ゲーム理論の 裏口 入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法 Ks科学一般書

野田俊也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065318201
ISBN 10 : 4065318203
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

プレイ体験を軸に学ぶかつてない入門書。ゲームの構造を見抜き、最善手を見つけろ!万人の力になる思考法!

目次 : 第1章 「パズル」を極める―1人プレイゲーム/ 第2章 じゃんけんの均衡を探す―同時手番ゲーム/ 第3章 詰将棋を攻略する―完全情報の動学ゲーム/ 第4章 ポーカーを解体する―不完備情報ゲーム/ 第5章 ボードゲームをゲーム理論で攻略する/ 第6章 ボードゲームで社会をハックする

【著者紹介】
野田俊也 : 東京大学大学院経済学研究科講師。2012年に東京大学経済学部経済学科を卒業(経済学部卒業生総代)。2014年に東京大学大学院経済学研究科修士課程(経済理論専攻)を修了。2019年スタンフォード大学経済学部博士課程を修了し、ブリティッシュコロンビア大学経済学部助教授を経て、2021年より東京大学大学院経済学研究科講師・東京大学マーケットデザインセンタープロジェクトマネージャー。研究分野はマーケットデザイン、ゲーム理論、アルゴリズム、ブロックチェーンなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    本書の想定(ゲーム理論を勉強するためにボードゲームをプレイしてみたい人やゲーム理論に興味があるボードゲーマー)からすると、私は外れ者です。それだけに、一読、無謀な挑戦だったと後悔しましたが、(パズルファンの私には)これからに繋がりそうな知見を得ましたので、それを書き残してレビューにします。@パズルとは(この手を選ぶべきという)選択肢と(選択肢から得られる最も大きい)利得と結論づけられること、A@の解として「後ろ向き帰納法」は計算が複雑すぎ、結局は単純化やそれなりの解を比べヒューリスティックスに考えること

  • たか

    ゲーム理論のエッセンスを、ボードゲームの戦略分析を通じて解説する。教科書にありがちな例ではなく実際のゲームを題材にしているのが良い。ゲームをより単純化させたり、構成要素に分解したりして戦略的状況を取り出す。そして1手詰めの局面から後ろ向き帰納法で最適解を割り出す。この作業をあらゆるボードゲームや現実の戦略的状況に素早くあてはめることができるなら、初見の状況で一歩抜きんでることができるのだろうと思う。教育にはゲーミフィケーションが有効だが、そのデザインにはボードゲームとゲーム理論両方への深い理解が重要。

  • あーてぃる

    「ゲーム理論の(裏ワザ使って手っ取り早く捉える)入門」書ではなく「ゲーム理論(を裏から、違った方向から捉えること)の入門」書である。つまり、ゲーム理論をかじったことがないと、出てくる用語を勝手に解釈しておかしなことになる本だ。ボードゲームを例にしてわかりやすくゲーム理論を説明する、のではなく、ゲーム理論をボードゲームに適用するとこうですよ、という本。フォン・ノイマンの当初の目的に沿ったものと言えなくもない。

  • odmy

    ゲーム理論とは何かを全くの素人に説明しようとすると案外難しい。利得表を見せながら説明してもただの数字遊びだと思われかねない。本書はゲーム理論の「ゲーム」の部分を文字通りに捉えて、カードゲームやボードゲームをプレイしながらゲーム理論の考え方を学ぶ方法を提案している。「裏口入門」とあるけどむしろこういう教え方しかないのではないかと思う。利得表を見せてもわからないと言われたら、普通の座学ではもうどうしようもないし。ゲーム理論を学ぶ人のための本ではなく、ゲーム理論を教える人のための本だと思う。

  • 鴨長石

    ゲームの不確定要素として「手札」の存在というのは自明だと思っていたが、「複数のプレーヤーが同時に選択すること」というのもあるというのは盲点だった。じゃんけんに必勝法がないのはこのためだ。現実の社会をボードゲームを通じて考察するというのは将来的に大きな可能性があると思う。自分も「パンデミック」をプレイした時あまりに現実とリンクしていて驚愕した。ただ、どんなにこの分野の理論が発達したとしても、現実をいかにゲームデザインに落とし込むかというのは個人の資質によるところが大きいのではないかと思う。

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