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なんとなくは、生きられない。

野澤和弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892402371
ISBN 10 : 4892402370
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自分が何者か、誰も教えてくれなかった。東大生たちは、ゼミで出会った障害者のリアルを通して、自分自身の中に何を見ているのだろうか。自分自身の未来に何を感じているのだろうか。

目次 : 1章 依存と自立(薬物依存症/ ギャンブル依存症/ 摂食障害/ 他者/ 自分/ 罪を背負って)/ 2章 笑いながら生きるということ(ALS/ 若年性アルツハイマー型認知症/ 高次脳機能障害/ 何者か/ 恵まれすぎ/ 追憶の彼方から)/ 3章 鼎談 その後のリアル

【著者紹介】
野沢和弘 : 1959年、静岡県熱海市生まれ。1983年、早稲田大学法学部卒業。毎日新聞社入社。2007年から夕刊編集部長。2009年から毎日新聞論説委員。2014年、東京大学全学自由研究ゼミナール「障害者のリアルに迫る」担当非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hnzwd

    東大生の感想が少し減っているのか、、本になるということを意識されるようになってしまったのか、生々しさは少し薄れた感じがしました。それでも自分の考えや混乱を正確に捉え、言葉にしようという意思が感じとれる文章ばかりで、こちらも色々と考えさせられます。"他のもので埋めるのではなく、埋められないということを受け入れる"とか、"障害を受け入れる気持ちと、自分の子供に障害が無いことを願う気持ちの両方があることこそ自然なこと"とか。

  • うぉ

    似たようなテーマの本を立て続けに読み感覚が麻痺しているせいか、効果が薄いと感じた。講演者を前にしたら違う感想を抱くだろうから、やはり僕の想像力のなさが原因だろう。しかしそれでも東大生の語りの部分から得るものはあまりなかった。

  • 中山りの

    「障害者のリアル×東大生のリアル」の第二弾。前作とは違い、東大生の文章以外に、ゲスト講師の話も載っていて、ゼミとしての臨場感が伝わる形式だ。それ故に、学生たちが学びによって自己を見つめている姿がよく伝わってくる。 そうやって書かれた文章がまた、ぼくを刺激してくれる。 「なんとなくは生きられない」。そんな人が世の中にはいて、だけど正解を求めたがる社会的傾向があって。それでもそれらに抗って、多様な生き方や正解があることに思いを馳せることができる良書。

  • 梨里

    「障害者のリアル×東大生のリアル」に続けて。本の構成的には前作の方が好きでした。ゲストの方のお話やそれに対するコメントペーパーよりも、東大生一人一人の重めの考察の方が興味深かったです。私が感じていたモヤモヤなどを必死に等身大で言語化してくれているようで。なので、図書館から借りてたのですが、手元に置いておくために購入しました。「恵まれすぎコンプレックス」が一番響きました。

  • ohwada

    池内さんの詩的でリズムのある文章が心に残る。

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