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野村万蔵の狂言へござれ

野村万蔵 (9世)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473041630
ISBN 10 : 4473041638
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「怠けるために全力を尽くす太郎冠者」「上司をご機嫌にする秘訣を教えてくれる詐欺師」「相撲をとる蚊の精」「かたつむりのフリをする山伏」…和泉流狂言師が案内する和楽の世界。

目次 : 1 末広かり/ 2 清水/ 3 蝸牛/ 4 八句連歌/ 5 宗論/ 6 蚊相撲/ 7 奈須与市語/ 8 通円/ 9 二人袴/ 10 釣狐/ 11 花子/ 12 木六駄/ 13 三番叟

【著者紹介】
野村万蔵 : 1965年、東京都生まれ。人間国宝・野村萬(七世万蔵)の二男。四歳のとき「靭猿」で初舞台。2005年、九世野村万蔵を襲名、万蔵家当主となる。国内外で狂言を上演。古典以外にも復曲新作の狂言や現代劇にも出演し、演出も手がけるなど、幅広く活動。重要無形文化財総合指定者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shoji

    狂言師の野村万蔵さんが、代表的な演目を題材にして、狂言の観方、面白さを説明する形で構成されています。例えは悪いですが、歌謡曲を「ここはイントロ、まだAメロ、ここからサビです。サビではトップアイドルがセンターに来るので見所です」そんな感じで狂言をかみ砕いて説明しています。もちろんステージ衣装の説明、演出の説明、振り付けの説明も分かりやすく書かれています。読み終える頃には、狂言というものが何となく分かった感じです。ド素人が読んでスラスラ理解できる内容でした。

  • 魚京童!

    野村万斎さんふっくらしたなって思ったら別人。狂言とか能をちゃんと意識していかないと。

  • こーこ

    歌舞伎の三番叟が好きすぎて、狂言に興味を持っていた矢先に、人に紹介されて出会った本。面白い演目多すぎて、興味がおさまりません。

  • Pikatyuagarden

    ♣「射たりや射たりや与一!」の大喝采。奈須与市語は「間狂言」で、これは能の中でも狂言師が演じるものをいいます。 ♡能と狂言は「表裏一体」の芸能 ♠独特の節を「二字おこし」といいます ♢「翁」は、よく「能にして能にあらず」なんて言われるほど、我々狂言師の間でも特別な曲です。「黒色尉」=「三番目に出てくる尉」という意味の「三番叟」という名前だけがずっと残っているわけです。 ♣「蝸牛」は昔から伝わる「リズムネタ」

  • ゆき

    ほとんど知らなかった狂言の世界を知れて楽しかった

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