Product Details
ISBN 10 : 4480089888
Content Description
ゲーデルが25歳で出版した「不完全性定理」(1931)は、当時の数学界の巨匠ヒルベルトが提唱した「形式主義によって超数学を展開しようという計画」に対して、原理的な限界を示す衝撃的な証明だった。それは数学のみならず哲学・思想界にも、「人間の知性のある限界が示された」と大きな波紋をもたらした。ゲーデルはいったい何を明らかにし、どのような新しい道を示したのか。この記念碑的業績にいたる数学の歴史的な歩みをたどりながら、難解といわれるその結果の意味をていねいに解りやすく解説する。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の訳者ならではの、ユーモアをまじえたゲーデルへの超入門書。
目次 : 第1章 ギリシャの奇跡/ 第2章 体系とその進化/ 第3章 集合論の光と陰/ 第4章 証明の形式化/ 第5章 超数学の誕生/ 第6章 ゲーデル登場
【著者紹介】
野崎昭弘 : 1936年、横浜市生まれ。東京大学理学部数学科卒業。電電公社(現NTT)に勤務後、東京大学、山梨大学、国際基督教大学を経て、大妻女子大学社会情報学部教授。専門はコンピュータ科学の基礎理論。高校数学の教科書の編集・執筆にも20年携わり、その縁で数学教育協議会に参加、現在は委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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nbhd
読了日:2016/02/14
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読了日:2016/12/11
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