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小説家の作り方 新装版 メディアワークス文庫

野崎まど

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049128192
ISBN 10 : 4049128195
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

野崎まど第4作は、小説業界の理想にして禁忌と向き合った意欲作! 駆け出しの小説家の元に舞い込んだファンレター。それは“この世で一番面白い小説”を思いついたという、ある女性からのものだった――!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    今回は凄かった。「この世で一番面白い小説」のアイデアを持つ女性。主人公は彼女に小説の書き方を教える事になる。中盤までは女性との交流が中心に描かれていて、今回はこのまま大人しく終わるのかなと思いきや。とある人物の登場を機に、物語は一気に加速し思いもよらぬ方向に展開し始めた。思えばパイソンのギャグ兵器にしても『虐殺器官』の言語にしても言語化出来ぬものを取り扱うというのが個人的には好きなのだけど、本書の「この世で一番面白い小説」もそれに連なる一冊として、まさに途中から一気読み。なるほど、小説家の作り方か、納得。

  • オフィーリア

    “この世で一番面白い小説”のアイデアを思い付いた。そう語る女性(変人)に小説指南を始める主人公。このテーマから思いもよらないジャンルに大回転し、物語をひっくり返してくれるのが流石の野崎まど。このシリーズはいつも想像の範囲外から私を殴り付けてくれる。

  • Shun

    シリーズ4作目は創作についての話。主人公は駆け出しの小説家で彼の長所はキャラクターの造形にあり、そんな彼の元に初めてのファンレターが届く。手紙主によると「この世で一番面白い小説」のアイデアがあるのだが書く術を持たず、小説の作り方を教わりたいという内容で、彼を選んだのは彼の得意とするキャラ造形に注目してとのこと。そして数か月に至る小説家育成は、一番面白い小説とは如何にして作られ得るものなのか興味深い思考実験を見ているようでした。またこの小説家育成の過程は同著者の小説「タイタン」に繋がるものを感じました。

  • 秋田健次郎

    『小説』が「小説を読むこと」をテーマとした作品なら本作は「小説を書くこと」がテーマ。『小説』で野崎まどを知った身としてはこの人の小説への愛を感じるとともに、本作が書かれてから10数年の間「小説とはなんだろう?」を考え続けていたのかな、とも思った。意識的にラノベっぽさを出してるようなキャラは野崎まど節って感じだし、“若い時の苦労はポイントのつく店で買え。"みたいなクスッとする文章が散りばめられているのもこの著者ならではの魅力。野崎まど作品は引き続き読んでいきたい。

  • moto

    やはり、こちらの作品も面白い。まさか小説家とSFが共存するとは思わなかった。それぞれのキャラの独特な会話や後半の怒涛の展開で気が付くと一気読みしていました。個人的には、在原露との掛け合いが好きでした。

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