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ISBN 10 : 4771021899
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シュペングラーが『西洋の没落』を予言して100年近くになるが、今日われわれは人類史的ともいえる大転換の時代の只中にいる。経済社会思想の基調はどのように動き、また動いてゆからざるをえないのだろうか。その地平の推移と方位を追う。
目次 : 思想史的考察とその意義/ 第1部 中世(わが国の経済学者による聖トマス研究―ことに所有権思想をめぐって/ トマスによる人と社会的全体/ 中世の価値・価格論)/ 第2部 近代(自然法思想と近代/ 自由主義とその展開/ 社会主義とその展開/ キリスト教社会思想とその展開―社会回勅と社会体制)/ 第3部 近代を超えて(近代経済社会思想の変容/ 近代の超克とその方位)
【著者紹介】
野尻武敏 : 1924年生まれ、大分県出身。1949年、神戸経済大学(現神戸大学)卒業。1950年から神戸大学経済学部、助手、講師、助教授、教授を歴任。1988年、神戸大学を定年退官。のち2002年まで大阪学院大学経済学部教授。現在、神戸大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構顧問、生活協同組合コープこうべ協同学苑学苑長。経済学博士。専門分野は経済政策論、比較経済体制論、高齢化問題等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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