Books

日本史の旅人 野呂邦暢史論集 中公文庫

野呂邦暢

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122073814
ISBN 10 : 4122073812
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歴史は万人のものである―。「アマチュア」「しろうと」を自認しながら、歴史への深い情熱、飽くなき探究心を持ち続けた作家、野呂邦暢。古代から近代まで、幅広い守備範囲で歴史雑誌に寄稿した史論など、単行本未収録の諸作から、その歴史観を浮き彫りにする。文庫オリジナル。

目次 : 古代史を愉しみたい方に/ 怠惰な狩人―私の邪馬台国/ 筑紫国造 磐井の叛乱/ 元寇「神風」が吹かなかったら/ 戦火九州に連なる/ 片桐且元の苦悩/ 討入りの日―元禄十五年極月十五日払暁/ 長駆する秋山騎兵旅団/ 座談会 熱論「邪馬台国」をめぐって(古田武彦/ 安本美典/ 野呂邦暢)/ ルポ 古代史シンポジウム傍聴記/ 伊佐早氏のゆくへ/ 消えた土豪/ 幻の伊佐早城/ 倭国紀行/ 邪馬台国論争は終わったか/ 創刊にあたって(『季刊邪馬台国』創刊号巻頭言)

【著者紹介】
野呂邦暢 : 1937年長崎市に生まれ、諫早市で育つ。作家。長崎県立諫早高校卒業。57年陸上自衛隊に入隊(翌年、除隊)。65年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。74年「草のつるぎ」で第七〇回芥川賞受賞。76年『諫早菖蒲日記』を発表、諫早の地の根をおろした創作活動を続けた。80年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • huchang

    邪馬台国はどこにあったのかを中心とする日本の歴史に関するエッセイ集と鼎談を収録。トンデモ史書界隈では非常に有名なF田武彦氏と実験心理学系の学者安本美典氏との鼎談は、トンデモ界隈の印象操作とそれを誘導する言葉遣いと定義の不適切さを絶対に決して許さない安本氏の学者としての矜持が窺われるもので、正直「Fさんのライフはゼロよっ!」とリングにタオルを放り込みたくなる衝動に駆られるほどF氏ぼっこぼこで、心が温かくなります。冒頭の邪馬台国オタク度チェックみたいな文章はユーモアたっぷりで、引き込まれます。

  • あまたあるほし

    邪馬台国論争は辟易するが。諫早のエッセイが良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items