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ISBN 10 : 4622089041
Content Description
1980年5月7日に42歳の若さで急逝した諫早の作家、野呂邦暢。故郷の水と緑と光を愛し、詩情溢れる、静かな激しさを秘めた文章を紡ぎ続けた。この稀有な作家の魅力を一望する随筆57編を収録。
目次 : 東京から来た少女/ 装幀/ 「漁船の絵」/ H書店のこと/ 馬の絵/ 小林秀雄集/ フイリップ/ 花曜日/ 日記/ 菜の花忌〔ほか〕
【著者紹介】
野呂邦暢 : 1937年9月20日長崎市生まれ。1945年、8歳で諫早市に疎開、同地で長崎への原爆投下を目の当たりにする。1956年、長崎県立諫早高校卒業。同年秋に上京しアルバイト生活を送る。1957年春に帰郷、同年6月、陸上自衛隊に入隊。翌年、北海道で除隊。諫早で家庭教師をしながら小説執筆をはじめる。1965年「或る男の故郷」で文學界新人賞佳作。1967年、「壁の絵」芥川賞候補。以降、「白桃」「海辺の広い庭」「鳥たちの河口」が同賞候補となる。1974年、「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。小説にとどまらず、多数の随筆、評論を執筆のほか、無名兵士の戦記蒐集の編集長など活動の場は多岐にわたった。1980年5月7日没
岡崎武志 : 1957年大阪生まれ。立命館大学卒。ライター。書評家。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kochi
読了日:2020/12/06
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