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ナラティヴ・アプロ-チ

野口裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326653409
ISBN 10 : 432665340X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan

Content Description

物語/語りという概念を手がかりに、現象に迫り独自の視界を切り開くナラティヴ・アプローチ。本書では、多様な学問領域におけるナラティヴ・アプローチの最新成果を集約し、新たな地平を展望する。

【著者紹介】
野口裕二 : 1955年生まれ。1984年北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぷほは

    自分に関係しそうなところだけざっと読み。機能主義的な家族の定義として子どもの社会化とか成人パーソナリティの安定化とか。それは家族独自の機能ではないし不可欠の機能でもないし、その機能によって家族が統合されるわけでもない、というのはもはや前提条件として。では現代の家族の定義とは何なのかといった論点に入った時、「『われわれは家族である』というナラティブを共有している、と各メンバーが自己定義している想像された共同体」というくらいにしかならない。そんなあやふやなものが社会の根幹であるなどと誰が思えるというのだろう。

  • かえるくん

    「いまだ語られていない物語」には、だれかのなかにすでに存在しているものもあれば、いまはまだ物語の形をなしていないものがある。前者はだれかにとっての「真実の物語」であり、「見つけ出されるモノ」だ。後者はみんなにとっての「新しい物語」であり、「紡ぎ出されるモノ」だ。「真実の物語」が厄介なのは、どちらがより真実なのかが対立しやすいからだ。それは、どちらが「正しい」かの対立であるともいえる。「物語」は「論理」のように、どちらが論理的に正しい(物語的に正しい)と決着をつけることはできない。たとえば「わたしは赤色が好

  • NaCl

    様々な分野におけるナラティヴ・アプローチの実践例。司法における論理の対立ではなく物語の対立としてとらえる立場が興味深かったですね

  • コジターレ

    読メ登録前に読了。いくつかの分野での事例があり、参考になった。個人的には企業でのナラティブの実践事例が大いに参考になった。

  • Arick

    教員という実践者として研究の入り口にたったときに、自分にできる、やりたいのはこういう方法じゃないかと思った。

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