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ISBN 10 : 4634548224
Content Description
武士が尚ばれた時代、「八幡太郎」と呼ばれて親しまれ、神のように仰がれた源義家。彼と同時代を生きたある貴族は、その日記に、義家を「天下第一の武勇の士」「武威は天下に満ち、誠にこれ大将軍に足る者なり」と称讃する一方、「多く罪なき人を殺す…積悪の余、ついに子孫に及ぶか」とも記している。「文武兼備の稀代の名将」と「残虐を事とした暴力装置」という対照的な評価のあいだで揺れ動く源義家の実像に迫る。
目次 : 源義家のイメージと実像/ 1 父祖の功業/ 2 義家の登場/ 3 延久年間における陸奥の賊徒追討/ 4 河内源氏と鎌倉/ 5 後三年合戦/ 6 坂東との関係/ 7 白河院と河内源氏、その空間/ 8 義家の評価
【著者紹介】
野口実 : 1951年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。文学博士。専攻は日本中世史。現在、京都女子大学宗教・文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Mijas
読了日:2017/07/26
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