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妻が口をきいてくれません

野原広子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087880489
ISBN 10 : 4087880486
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞!メディアで大反響、夫婦の問題を掘り下げる賛否両論の話題作! 妻はなんで怒っているのだろう……。妻、娘、息子の四人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ、やがて会話のない生活は6年目に。家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。ウェブサイト「よみタイ」の大好評連載、衝撃の描き下ろし最終話を加えて待望の書籍化。
1 夫 誠の章
1) 妻が口をきいてくれません(3日目)
2) 妻が口をきいてくれなくなった(2週間目)
3) 妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目)
4) 妻が口をきいてくれなくても(2カ月目)
5) 妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目)
6) 妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目)
7) 妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目)
8) 妻が口をきいてくれました(6年目)

2 妻 美咲の章
9) 妻はそのセリフを許せない
10)妻は夫の背中につぶやく
11)妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた
12)妻は夫に期待などしないと決めたのです
13)妻は夫がかわいそうかな、などと思ってはみるものの
14)妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません

3 夫妻の章
15) 妻の心の内がわかりません
16) 妻の決意は5年の時を経て
17) 妻への想いは星空に響く
18)妻のつぶやきは5年の壁を砕く
19) 妻の回顧「あの日」

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mariya926

    うーん。夫が無自覚すぎて··妻は諦めた瞬間から楽になってというのもなんとなく分かります。夫の器というか度量の問題が大きいと思います。多分夫が誰かに相談せずに、自分でぶつかっていったらもっと早かったかも?私の場合は義実家の問題を12年程続けて伝えてこないだ泣きながらぶつかっていったら、やっと理解してくれて味方になってくれました。ぶつかっていっても無理だと思ったら結婚自体を諦めたくなりますよね。あとがきに闇を感じました。幸せそうに見える家庭でも仮面家族が多いのですね。図書館にあったので借りてきました。

  • Kei

    なぜそうなったかを探る、晒す物語で、夫婦とは?を問う主題であるとは思うものの。そして、こう言っては身も蓋もないとわかるものの。正直、面倒くさい、別れろよっ、でした。(スミマセン)

  • ネギっ子gen

    【ママは、ずっといてくれたんだよ】最初は、夫・誠の章。次は、妻・美咲の章。3番目は、夫妻の章。末尾が、5年前の『あの日』を描いた、妻の回顧『あの日』。この章立てが見事! 妻、娘、息子の4人家族。夫は、ごく平和な家庭と思っていた。が、ある時を境に、妻が口をきいてくれない。必要最低限の言葉以外は。大喧嘩した記憶もない。妻は何を怒っているのだろう。子どもを介して会話できるのに… 弁当は作ってくれるのに… やがて、会話のない生活も6年目――。ウェブサイト「よみタイ」連載の書籍化。夫の家庭内素行を正すのに最適(笑)

  • mike

    まさかの漫画!1年近く待って20分で読み終える。すれ違ってしまった夫婦の言い分。6年も口をきいてくれない妻への夫の戸惑いと悲しみ。謝っても家事をしても何をしても駄目。理由が分からず地獄のような日々を過ごす。一方口をきかなくなった妻の言い分。夫への小さな不満は時を経て、もうどうしようもない程に膨らんでしまった。其々の立場に立てばその気持ちは分かる。(特に妻の気持ちを逆撫でする夫の行動は、あれもこれもうちと同じ。)要は相手を思いやる事、感謝を口に出す事。夫婦に限らず全ての人間関係において必要不可欠なのだ。

  • ででんでん

    やっぱり野原さんの、線一本で、辛い表情、怖い表情をつくる絵はすごい。そして、夫側と妻側それぞれの視点で順番に描かれる構成のインパクトも強烈だ。原因は夫なのだろう、そうなんだろう。それでも、掛け違ったボタンが、もうひとひねりずれていたら?こどもたちのいないところで思いきり話し、喧嘩することができていたら?…。きっと違った5年間になっていた。変化できない夫ではなかったのに残念だけど、妻の期待と失望の積み重ねの辛さもわかる。夫も辛い。涙が出たが、彼女は強い。私より強い。それでもやっぱり直接話そうよ。

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