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二項動態経営 矛盾を乗り越える思考

野中郁次郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296119493
ISBN 10 : 4296119494
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

物事や問題を「あれもこれも」の二項動態で判断し、行動する二項動態経営。日本を代表する経営学者が混迷突破のマネジメントを提言。

【著者紹介】
野中郁次郎 : 一橋大学名誉教授。1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、日本学士院会員。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。知識創造理論の世界的権威

野間幹晴 : 一橋大学大学院経営管理研究科教授。一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)取得。一橋大学大学院国際企業戦略研究科(現・一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻(一橋ICS))助教授、准教授を経て2019年より現職。2010年より11年までコロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。著書に『退職給付に係る負債と企業行動』(日経・経済図書文化賞、日本会計研究学会太田・黒澤賞、国際会計研究学会学会賞、日本経済会計学会学会賞、中央経済社)などがある

川田弓子 : 一橋大学ビジネススクール野中研究室研究員、株式会社フロネティック取締役。一橋大学社会学部卒業、一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了(MBA)。リクルートにて組織開発コンサルタント、組織行動研究所主任研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • エジー@中小企業診断士

    『失敗の本質』から40年。自己変革はなぜ阻害されるか。マーケティング近視眼、適応が適応可能性を排除する。イノベーションのジレンマ、経路依存性。組織の自己変革を可能にするのは経営における「二項動態」の実践である。共通善に向かって「あれかこれか」の二項対立ではなく「あれもこれも」を追求する二項動態的な集合「実践知」創造を通じて新たな価値創造への道を切り拓く。SECIモデル:組織的知識創造プロセスの一般原理。共同化(S)→表出化(E)→連結化(C)→内面化(I)の無限スパイラル。哲学的基盤(P98〜)は必読。

  • しゅー

    ★★名和高司『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』を読んだときに、トレードオフを受け入れるのではなく四象限の北東に向かえと言う主張があった。実際にどうすればよいのかを知りたくて、本書と淺羽茂『二兎を追う経営』を購入する。予想どおりだが本書はかなり歯ごたえがあり、安直な方法論を求めてしまった自分が恥ずかしい。野中先生はブレずに「SECIモデル」を中心にした組織的知識創造理論を語っている。ITが得意なのは形式知の「連結化」であり、暗黙知の「共同化」には身体性を伴う直接経験が必要と言う話が印象に残った。

  • はまななゆみ

    野中イズムを堪能できました。共通点善の追求と、暗黙知から形式知に。仕事に希望を感じる読後感で良かったです。

  • Go Extreme

    いまこそ二項動態経営を: 問題提起 自己変革を可能にする二項動態経営 二項動態経営と組織的知識創造: 二項動態 変革の原理 二項動態の哲学的基礎 動態経営論の潮流 二項動態経営の実践: 組織基盤 二項動態の方法論 実践的推論、物語り ヒューマナイジング・ストラテジー: 人間くさい経営の実践 経済的価値の意味づけ 知識創造と利益・キャッシュフロー創出による価値創造 ダイナミック・プロセス 新しい日本的経営の創造: 組織的な守破離ークリエイティブ・ルーティン 二項動態経営モデル 自己変革の主体者たれ

  • ウォーカー

    「二項動態」の経営は、「二項対立」の中で安易に一方を選んだり中間を取るのではなく、「二兎を追う」試行錯誤の中で、人間にしかできない知的な格闘を行い、新しい価値・意味を創り出し、自己変革を実現する。哲学や先人の言葉の引用、他の経営理論との比較、論述の繰り返しが多いためか、やや上滑り感を感じ、具体例も成功企業の宣伝っぽく見えるきらいはあったが、本書の主張の核心部分には力強さを感じた。経営は「生き方」であるとされるが、企業経営における組織的価値創造だけでなく、個人の有意義な生き方の実現にも通じると思えた。

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