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世界を驚かせたスクラム経営 ラグビーワールドカップ 2019 組織委員会の闘い

野中郁次郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296118861
ISBN 10 : 4296118862
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

使用できなくなった新国立競技場、公認チームキャンプ地不足、台風襲来―。難問山積の巨大プロジェクトを成功させた現場の実践知を解明。

目次 : 第1部 敗北、挑戦、伝説の物語り(招致失敗―伝統国に負ける/ アジアのために日本で開催する!/ 動き出した前代未聞のプロジェクト/ 日本国内史上、最多開催都市の国際大会/ 青天の霹靂―新国立競技場が使えない!? ほか)/ 第2部 スクラム経営の実践知(理論的枠組みとしての組織的知識創造理論/ 直面した困難の特殊性・普遍性/ 成功と失敗の本質/ 未来創造できるスクラム経営の「生き方」)

【著者紹介】
野中郁次郎 : 一橋大学名誉教授。1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、日本学士院会員、中小企業大学校総長。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。知識創造理論を世界に広めたナレッジマネジメントの権威

川田英樹 : 株式会社フロネティック代表取締役。多摩大学大学院教授。米国カリフォルニア州ロサンゼルスへ留学、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でAstrophysics(天体物理学)を専攻し卒業。一橋大学大学院国際企業戦略研究科国際経営戦略コース(現一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻:一橋ICS)第一期生(MBA)、同コース博士課程(DBA)取得。株式会社フロネティックを設立し、『実践知リーダー』が育つ“場”を顧客と共創している。野中郁次郎名誉教授とともに、アジア諸国でリーダー育成プログラム開発や実践知リーダーに関わるリサーチを進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんさん

    「失敗の本質」の野中郁次郎先生! 「スクラムとは、予見的に管理・統制し分業で作業するのでなく、動く現実から経験的に学び、一人ひとりが自律的にリーダーシップを発揮し、チームで共創する斬新的プロセス」。前書きですでに震える。「知的機動力」「存在目的である共通善」「戦略の人間化」「物語りアプローチ」。2019組織委員会、お見事です。2020もいつか、なにが悪かったかはもちろん、良かったことも残したものも全てが語り継がれて欲しい。

  • The pen is mightier than the sword

    2019年のワールドカップは 非常に 楽しかった。日本ラグビーワールドカップは古くの国際ラグビー協会の中心国以外で行われた初めての大会。多くの困難を乗り越えて成功したのは様々な組織が自らの役割に対して一体になってよく機能したから。成功の要因としては、当大会開催の練り込まれた価値の理念、その丁寧なプロセスを経た浸透、綿密な準備がある。これらがあったから、目玉の新国立競技場の完成時機延期、当初のチケット販売量の不透明さ、ケータリングの見通しミス、そしていくつかの台風被害を乗り越えた。当時を思い出した。533

  • taco

    2019ワールドカップ誘致から開催は、初のベスト8進出という、選手の成果だけでなく、運営する側を含む国民の勤勉さ、緻密さ、情熱、そして実行力などの我が国の総合力を、(一部のエリート国かも知れないが)世界に表現できたイベント開催だったと思った。

  • がくと

    ワールドカップは5回ほど現地で観戦し、ファンゾーンとかのパブリックビューイングにも足を運んだので、当時を思い出して熱くなった。ワールドラグビーとの微妙な認識のずれとか、ステークホルダーマネジメントを経験するようになった今は共感できて、図とかで認識合わせればよかったというのはまさに共感した。ボランティアの再定義やボランティアのモチベートのやり方など大変勉強になった。それをされた方の当時の年齢が今の自分と同じぐらいで、その年齢でこれだけの規模のプロジェクトをドライブしていたことに驚嘆した。

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