Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ぶんこ

  読了日：2025/02/19

  冬の入り口で咲いたたんぽぽ。他の仲間は春にならないと咲きません。カフェの飼い犬マールと街猫ミーシャに助けられながら寒さや雨をしのいでいます。そこへ小さな女の子がたんぽぽを手折ろうとするのですが、マールが激しく吠えて止めます。もう、マールやミーシャ、女の子とそのお母さん、そしてたんぽぽ自身も、お互いを思いやる心にあふれていて、心ならずもウルウル。春になると近くの川べりに咲くたんぽぽを見ると親しい仲間のような気持ちになりそうです。

• ブルちゃん

  読了日：2025/01/22

  たんぽぽ、マール、ミーシャ3人の友情物語かなあ✨表紙が可愛くて☺️毎晩少しずつ読み聞かせたけど、句点までが長く呼吸が辛い辛い笑　　最初は親子共、あまり入り込めずだったが、終盤にかけては、気になる展開や、少し涙ぐむ場面も。道路に飛び出してきた子猫を見て、あ、ミーシャだ！と言った末っ子の言葉が嬉しい。春になってたんぽぽが咲いたらまた、思い出してほしい☺️

• mntmt

  読了日：2024/12/18

  冬に咲いたたんぽぽとその周辺。寒い日に読むとあったまる、そんなお話。

• 遠い日

  読了日：2025/01/03

  くらはしれいさんのイラストがたっぷりで、物語の世界観を支える。季節外れの冬に咲いたたんぽぽ。去年は晩秋まで気温が高かったので実際によく通る小道にたんぽぽが咲いていたことを思いながら読みました。たんぽぽに寄り添い、友だちになった子犬のマールと街猫のミーシャ。三者のやり取りはちょっとちぐはぐで、なのに温かい。たんぽぽを知らなかったマールがその姿の変化に驚くようすがかわいくて、いじらしかった。友情というものがあるならばこんなふうにお互いを信じ、応援し、認め合うことだなぁとしみじみ感じました。

• 史

  読了日：2024/12/23

  冬に咲いたたんぽぽと、色々と知っているネコと、目の前のことしか見えていない子犬の、忘れられない日々の話。幻想的でありながらも、しかしそう経験を積んでいって大人（成犬）になっていく姿はとても美しいものであろう。良いですね。好きですねえ。

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