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戦争社会学ブックガイド

野上元

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422300429
ISBN 10 : 4422300423
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争を「いま・ここ・わたし」の身近な問題として考えるために編んだ、今までにない入門書。

目次 : 第1部 「戦争社会学」への招待―戦争を社会学的に考えるための12冊(戦争を社会学する―ロジェ・カイヨワ『戦争論』/ 超国家主義―丸山眞男『現代政治の思想と行動』/ 戦時国家と社会構想―筒井清忠『二・二六事件とその時代』/ 総力戦がもたらす社会変動―山之内靖他編『総力戦と現代化』 ほか)/ 第2部 戦争を読み解く視角(戦争・軍隊・社会/ 戦時下の文化―知・メディア・大衆文化/ 体験の理解と記憶の解釈/ 戦争の“現在”―歴史の重みと不透明な未来)

【著者紹介】
野上元 : 1971年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授。東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻修了。博士(社会情報学)。専門は歴史社会学・社会情報学

福間良明 : 1969年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は歴史社会学・メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 白義

    戦争と社会を巡る問題に踏み入った著作を紹介したブックガイド。とりわけ、従軍経験やメディアと戦争など戦争受容と文化形成の問題に詳しく、総論から各論まで一冊ごとの分量は薄いものの広い指針となり得る。戦争社会学という分野自体が近年出来てきたもので、新たなこの領域を位置付けようとする意欲性も強く気合いが伝わってくる。あくまで戦争「社会」学であり狭義の戦記や戦略論は紹介されていないが、渡辺清「私の天皇観」などセレクトもかなり秀逸。広すぎる感はあるがそれが発展途上の学問特有の熱気を感じさせる

  • sendagi1130022

    価値論・規範論から意識的に離れた軍事社会学ではなく、あくまで「戦争体験の位置づけや死者たちの心情の理解に対する執念(中略)そこから始まった戦争研究の系譜、あるいはその重要な問題提起(12p)」を重視する戦争社会学としての立場から、民衆・メディア・国民国家・民主主義と戦争の親和性をもえぐりつつ、書籍を紹介する。本書はブックガイドであり、多種多彩なテーマと書籍を扱っているから個々について詳しく述べられないが、テーマごとに数頁の短い論考と書籍紹介でまとめられているから、興味を惹かれたものを読んでもよいだろう。

  • くさてる

    現代社会に戦争がもたらす影響と、戦争が存在する社会についての理解を深めるためのブックガイド。この分野に疎い私でも、何冊かは読んでみたいと思う本があった。慣れていない人には難解に思える語句や言い回しはあると思うけれど、題名にピンと来た人は、興味が持てるテーマのところだけでもチェックしてみてもいいかも。「戦争が起これば最初の犠牲者は真実である」という言葉が重かった。

  • とむ

    また辞書的に引くだろうけど、一応読了。戦争社会学が無いに等しい日本で、戦争を学びたい人へのブックガイド。いっぱい読まなきゃー!わー!

  • ひろし

    非常に幅広く戦争について分析しており、新鮮だった。理解できない分野もあったりしたので、再読をしたい。とはいえ、個々のテーマは記述も短いので、興味のある分野を絞って元の文献を当たって深めていくのもよいと思った。

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