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金正日の正体

重村智計

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062879538
ISBN 10 : 4062879530
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan

Content Description

金正日総書記の動きが最近は妙だ。平壌は集団指導体制となり、金正日は「死亡説」も巷間で飛び交っている。「影武者説」も俄然信憑性を帯びる。「後継者問題」の検証も含め、北朝鮮、最大の謎の真相に迫る1冊。

【著者紹介】
重村智計 : 1945年、中国に生まれる。早稲田大学卒業。1971年に毎日新聞社に入社、1979年から85年までソウル特派員として、北朝鮮一辺倒だった日本の朝鮮半島報道の流れを変える。1989年から94年のワシントン特派員時代には、米朝核交渉で数々の国際スクープを報じる。この間、高麗大学大学院、スタンフォード大学へ留学。帰国後毎日新聞論説委員を経て、早稲田大学国際教養学部教授。テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    中々北朝鮮ってややこしい国だなと思った。本書は少し古い本で今や金正日もこの世に公式にいなくなっているが、影武者とか日本に来日を頻繁にしてたとかいろんな話があった。

  • ちくわん

    今まさに話題の「北朝鮮」本。著者はTVでよく観かけた。(私が、最近TVを観ない)前半は歴史的な出来事とそれに対する見方。後半は結構大胆な分析。確かに情報がオープンにされない国であるから、ミステリーは深まるばかり。しかし、「相手に時間を与えない外交交渉」やマキャベリズムとの関連とか深い洞察だ。謎の多い隣国だが、これからの外交展開に注目する。一方、自国なの自分の友達だけを大切にし、自分の立場だけを守る方々が繰り広げる謎も、その本質は一切オープンにされないのだろうか。(怒__

  • 雲をみるひと

    10年前に購入した本をようやく初読。当時の金正日の影武者疑惑についての考察がテーマなので、金正恩に代替わりした現在の朝鮮とは関わりないが、ある意味優れた外交術を駆使している点では変わらない点は現在の体制をレビューする上でも参考になる。また、筆者が総じてあまり評価が高くない金正日を高く評価していた点も非常に興味深い。

  • トダ―・オートマタ

    金正日に影武者がいて本書が書かれているときには 死亡説があったらしい。 現在は正式に死亡が発表されて後継者もいるが 影武者の部分についてはハッキリとしていない。

  • Ted

    「現在の金正日は影武者で、本物は既に死亡」というショッキングな説を数々の状況証拠から展開している。「そんなバカな」と思うなかれ。北朝鮮では何が起きてもおかしくないし、驚いてはいけないのである。私が注目したのは、拉致された韓国人の申相玉監督が脱北時に持ち出した金正日の肉声テープを起した文章である。著者は「話し方は普通でないにしても文章にするとそれほど違和感はない」と書いているが、私には支離滅裂でまるで理解不能であった。こんな調子で次々と“お言葉”を繰り出されて翻弄されるお付の者たちの心中、察するに余りある。

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