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医者とはどういう職業か 幻冬舎新書

里見清一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344984295
ISBN 10 : 4344984293
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

近年、受験業界における医学部人気は凄まじい。成績さえ良ければ、まさしく猫も杓子も医学部を目指す。と同時にあきらかに医師不適格な学生が医学部に多く存在する。そもそも医者の仕事がどんなものかわかって学生は医師を志しているのか。また一般の人は医者をどのような存在と捉え接すればよいのか。医学部受験から病院への就職、医者の労働環境、収入、出世、結婚、不倫その他のスキャンダル、医療事故とそのリスク、そして名医の条件と将来の医師像まで縦横無尽、融通無碍に説き明かした画期的医師論。

目次 : 猫も杓子も医学部へ/ 受験勉強は医者の仕事に役立つか/ 医学部で何を勉強するか/ 語学について/ 研修医フレッシュマンの受難と憂鬱/ 医局とはなんぞや/ 学位について/ 医局制度の崩壊と逆襲/ 医者の収入明細/ 医者はどれだけ忙しいか―勤務医の生活/ 医者の労働環境とナースの視線/ 病院内での個人的関係/ 専門医と総合医―医療における役割分担/ 臨床医の地雷原―医者を取り巻くリスク1/ 「殺人罪」で逮捕される!?―医者を取り巻くリスク2/ 名医とはなんぞや/ 医者の将来

【著者紹介】
里見清一 : 1961年鳥取県生まれ。日本赤十字社医療センター化学療法科部長。86年、東京大学医学部卒業。国立がん研究センター中央病院内科などを経て現職。日本臨床腫瘍学会協議員、日本肺癌学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU

    近年医学部の人気は非常に高いらしい。しかしこれを読むと安易に医者の道を選ぶのは辞めた方が良いなと感じた。大変なお仕事ですね。あと看護師、薬剤師を目指している各学校、学部の生徒はみな非常に熱心で、真面目に授業に取り組んでいる。それに比べ最近の医学部の学生達のレベルは非常に低いと、めちゃくちゃけなしているエピソードは興味深かった。軽い語り口で面白おかしく書かれており、医者という職業の現状を楽しく知ることが出来た。

  • てつ

    言いたい放題の医学、医学教育論。楽しかったけど、目新しいことはあんまり。ただ医学部の男女別の定員性とかをこの時点で書かれているのが驚き。医大では当たり前のことなんですね。

  • ユウユウ

    『白い巨塔』(フジテレビ唐沢寿明版)の協力もしたという著者のぼやき。酒でも飲みながら直におもしろおかしく聞きたいなぁ。なかなかに怖い話もありますが。話の本筋とは関係ないのですが、妙に他社の自著を推してるのが面白かった。

  • kubottar

    これからの医者の仕事は「命を助ける」から「いかに殺すか」になるという話は衝撃的だった。なにしろ日本はこれから老人がほとんどを占める国になり、医療費パンク待ったなしになるのだから老人を減らす方向にいくのは想像に難くない。

  • zoe

    はじまりは高偏差値学生が医者に向いているとは、必ずしも言えないという批判から。簡単にできる問題から解くという受験テクニックはダメダメ。学位を取ったナースに、お医者は仕事を取られるかもしれない。給料はピンキリ。白い巨塔は読んでみようっと。最先端医療には影がつきもの。訴えられるリスク。ひどい患者とその家族もいる。医者の将来は?やはり、自分はピンコロがいいです。

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