Books

「オリーブ」の罠(仮)講談社現代新書

酒井順子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062882880
ISBN 10 : 4062882884
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2014
Japan

Content Description

『オリーブ』とは「モテの戦場」からの解放だった。熱狂的に愛された少女雑誌の秘密とその時代。女子高生時代から『オリーブ』愛読者であり執筆者でもあった著者が、少女達を夢中にさせ、その人生観にも影響を与えた伝説の雑誌を振り返る。大人になった今だからわかること―「オリーブの罠」とは何だったのか。マーガレット酒井先生復活!「元オリーブ少女&少年の面接時間」全4回を収録。

目次 : 序章 『オリーブ』誕生/ 第1章 オリーブ伝説の始まり/ 第2章 リセエンヌ登場/ 第3章 『オリーブ』と格差社会/ 第4章 『オリーブ』とファッション/ 第5章 オリーブ少女の恋愛能力/ 第6章 オリーブ少女の未来=現在/ 終章 オリーブの罠

【著者紹介】
酒井順子 : エッセイスト。1966年東京都生まれ。立教大学卒業。2004年『負け犬の遠吠え』(講談社)で講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア

    『ユーミンの罪』の姉妹篇とでもいうべきもの。1982年に創刊され、2003年に幕を閉じた「オリーブ」。それは'80年代から'90年代を疾走していった。本書は雑誌「オリーブ」を軸に展開されるAnthropologieである。著者の酒井順子さんは、この雑誌の熱烈な読者であると同時に、ライターでもあった。自分の過去を見つめつつ、そしてまた他紙との比較や差異化を分析しつつ、究極的にはあの頃の時代性を見事に彷彿とさせる好著である。私はもちろん「オリーブ」の読者ではなかったが、今改めて「オリーブ」の路線を支持したい。

  • Piichan

    いまのようなインターネットがなかった時代、名門私立大学の付属高校生徒のカルチャーといった先進的な価値観を日本全国に送り届けてきたオリーブの功績は計り知れないと思いました。インターネットが大衆化したいま、雑誌がなくても日本全国で情報を共有できるようになりましたが、先進的な価値観の提供という点においては編集者という目利きがいる雑誌には劣るような気がします。

  • アキ・ラメーテ

    雑誌『オリーブ』の創刊からの歴史、酒井さんの分析能力が冴えます。さすが、マーガレット酒井!雑誌を見て、かわいい……と、うっとりとしていたけれど、真似してみようと思ったことは一度もなかったなぁ……。

  • エドワード

    ネットのある今とは違い、雑誌が唯一の情報手段だった頃、それこそ発売日が待ち遠しかった。80年代、東京。オリーブ、アンアン、マガジンハウスの雑誌はポパイ少年の私にも十分面白かった。JJは全くダメ。その違いは<男性に媚びない>ポリシーにあった、というのは鋭い指摘だ。でもそれは<罠>ではないよ。「あの頃、私たちは<ここではないどこか>に憧れていた。」という酒井さんの文章に共感する。ひたすら前を向いて生きていけた時代。成熟し、憧れるものが無くなった21世紀の日本に生きる若者は気の毒だ、というのは逆説過ぎるかな。

  • りえこ

    オリーブ、よく読んでたなぁ。オリーブの罠、とっても面白かったです。知らなかった事に懐かしいと思い出す事で盛り沢山でした。母校が出てきて嬉しかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items