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デジタル脳クライシス--ai時代をどう生きるか 朝日新書

酒井邦嘉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952837
ISBN 10 : 4022952830
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

紙vs.デジタル―研究結果で示された脳活動の差異。デジタル機器やAIに頼らずに、紙の価値を活かすには?言語脳科学者が提案する「創造的な脳」のための処方箋。

目次 : 第1章 デジタル機器やAIの、何が危険なのか/ 第2章 合成AIの脅威/ 第3章 ペンはキーボードより強し/ 第4章 脳の仕組みを知る/ 第5章 紙vs.デジタル、脳活動の差異/ 第6章 柔軟な脳の可塑性/ 第7章 マルチタスクの重要性/ 第8章 非認知能力を伸ばすには

【著者紹介】
酒井邦嘉 : 言語脳科学者。1964年、東京都生まれ。東京大学医学部助手、ハーバード大学リサーチフェロー、マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学大学院総合文化研究科助教授・准教授を経て、2012年に同教授。02年、『言語の脳科学』(中公新書)で第56回毎日出版文化賞、05年、「脳機能マッピングによる言語処理機構の解明」で第19回塚原仲晃記念賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami

    通院先近くの大型書店で購入。 この手のデジタルデトックス本は今年に入ってたくさん読みましたが、本書はベストセラーのスマホ脳をはじめ、デフォルトモードネットワークに否定的だったりマルチタスクを推奨していたりと異色を放つデジタルデトックス本でした。良質な刺激と適度な負荷を脳に与えるという結論はどの本を読んでも変わらない感じですが。 そうか…、AIって脳のドーピングなのですね。言語は先天的能力なのか後天的能力なのかきになりますね。先天的に言語能力を持ったAIなんて作れるのかしら?

  • どんぐり

    AI時代を迎えて「デジタル脳クライシス」の深刻さが加速している。東大の酒井教授は、教育におけるAIは「百害あって一利なし」とまで断言する。AIは生成ではなく「合成」AI、AIはイエスマンで、利用者にダメ出しはしない。利用者にとって必要な情報の確証パイアスが生じ、自分の思考力を高めるにはAIを使わない選択があってもよいという。いまどきの大学生は、「話を聞けない=話のどの部分が重要なのかがわからない。文章が組み立てられない=話をどのようにメモにまとめたらよいかがわからない。→

  • よっち

    AIの登場によってデジタル機器への依存が進み、脳への悪影響がますます高まるとして、脳科学の研究成果に基づきAIとの付き合い方を考える必要性を説く1冊。タイパを重視してデジタル機器による便利や楽に依存すれば、脳が本来持つ力を衰えさせてしまうリスクがあると強く警鐘を鳴らす著者が、デジタル機器やAIの何が危険なのか、合成AIの脅威、手書きとキーボードの比較研究、紙とデジタルの脳活動の差異などを解説していて、手足を動かしたり自分で考えてみることの重要性は確かにありますね。マルチタスクを推奨しているのも新鮮でした。

  • kan

    手書きメモかPCメモか、紙で読む本か画面上で読む本かなど、何度も議論されている定番の話題や最新の研究結果がコンパクトにまとまっている。歴史的に、紙に残すだなんてけしからん、記憶に残せ、という時代もあったことを考えると、デジタルの流れは止められないことを認識し、功罪併せ持つものを導入する際に必要なバランス感覚と住み分け、さらにはメリットを最大化するしかないような気がする。本書の、外国語学習でのAI利用は心がないからダメという指摘に衝撃。だからこそ安価で手軽に外国語学習ができ、革命的なことなのにもったいない。

  • 武井 康則

    はじめにを読み始めてすぐにしまった、本の選択を失敗したと思わせる。明治期、学校で筆を使わず鉛筆にしてどんな弊害があったか。同じくデジタル機器をただの文具として利用して何が悪いか。学校にタブレットを配って授業に使えと、ただ絵や写真を見せるのが進んだ教育と思い込んでる文科省にもうんざりだが、デジタル=良くないもの、悪い影響を与えるものという考えのみがあって、科学的、論理的な説明もないままに雑言を繰り返している。AI時代の生き方なんて書いてない。ただ、駄目だ駄目だの繰り返し。

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