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ルポ 日本のdx最前線

酒井真弓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797680744
ISBN 10 : 4797680741
Format
Books
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今、“DX”の現場では何が起きているのか――3行政機関+7社の本音を取材
「IT後進国ニッポン」「なぜGAFAやBATHと渡り合える企業が生まれず、オードリー・タンが現れないのか……」世論に乗じて、そうわかりやすく悲観的な言葉で片付けるのは待ってほしい。事実、この国にはDXと正面から向き合い、本気で未来を変えようとしている人たちがいる。

3行政機関(政府CIO補佐官、経済産業省、金融庁)、7社(コープさっぽろ、トライアル、イカセンター、セブン銀行、コーセー、アクロスエンタテインメント、コナミデジタルエンタテインメント)で変革の旗手たちの今を取材した。


――(目次より抜粋)
はじめに

●第一部 政府編
政府CIO――伸びしろだらけの荒野
経済産業省――日本企業よ、一発屋で終わるな
金融庁――人間の力だけでは不正を見抜けない

●第二部 企業編
コープさっぽろ――超アナログ企業の山あり谷ありDX
トライアル――スマートストアがコロナ禍で可視化したもの
イカセンター――コロナ禍直撃の飲食店が取り組んでいること
セブン銀行――セキュリティインシデントは突然に 
コーセー――逆境で、人は輝く
アクロスエンタテインメント――声優事務所はAI声優の夢を見るか?
コナミデジタルエンタテインメント――ゲームをしながらセキュリティを学ぶ

特別取材:鎌田敬介、西成活裕、喜多羅滋夫、及川卓也

■著者略歴
酒井 真弓(さかい まゆみ) 1985年、福島県生まれ。ノンフィクションライター。慶應義塾大学文学部卒業。IT系ニュースサイトを運営するアイティメディア(株)で情報システム部に在籍し、エンタープライズIT領域において年間60本ほどのイベントを企画。2018年10月、フリーに転向。現在は記者、広報、イベント企画、ブランドアンバサダー、マネージャーとして、行政から民間まで幅広く記事執筆、企画運営に奔走している。

【著者紹介】
酒井真弓 : ノンフィクションライター。1985年、福島県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。IT系ニュースサイトを運営するアイティメディア(株)で情報システム部に在籍し、エンタープライズIT領域において年間六〇本ほどのイベントを企画。2018年10月、フリーに転向。現在は記者、広報、イベント企画、ブランドアンバサダー、マネージャーとして、行政から民間まで幅広く記事執筆、企画運営に奔走している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • trazom

    システム屋さんによる技術的な解説ではなく、DXに取り組む実態を紹介するルポルタージュの型式。第一部・政府編と第二部・企業編からなるが、概念論の域を出ない政府の取組みに対し、民間企業の7つの事例は具体的でわかりやすい。高度なIT技術を駆使したものをDXと思いがちな我々にとって、「これがDX?」というような事例もあるが、DXはツールでなく経営そのものなんだと気付かせるのも、著者の狙いの一つなんだろう。ステップとして、デジタイゼーションとデジタライゼーションの二つがあり、その先にDXが実現すると教えられる。

  • グレートウォール

    昨今叫ばれているDXについて、そもそも何のこと?という疑問と、具体的な取り組みを通して何をもってDXなのかを理解することができる。 政府や企業、様々な現場でデジタルを駆使した変革が描かれるが、何よりも人の思いが無いと全く進まず、結局テクノロジーでの変革というより、人のマインドの変革がDXなのではないかと感じた。 何としてでも変えるという覚悟だけがDXを成功させる秘訣だということが分かる。

  • Naota_t

    #2256/★3.2/実際の企業担当者が登場するため、興味深かった。セブン銀行については、直近で読んだ『ダントツ企業』(NHK出版新書)にも登場したため、DX化の背景も含めてクリアに読めた。本書に登場する担当者は、ただDX化するだけではなく、それが現場に基づいていることが象徴的だった。これはAmazon Goが、業務の効率化を進めた一方で、接客に注力していることと同じ方向性だ。そして、それが新しい顧客体験を創出して初めて役に立ったと言える。あと、丸本氏が「やばい」を連発、語彙力がなさ過ぎて引きました。

  • あんさん

    暗いニュースがあふれる中、こうやって一歩ずつ前進する方々の様子がわかり、日本企業の将来に希望が持てた一冊。DXというよりは改革プロジェクト事例集だったかも。「事業に情熱があって、事業をどうにかしたいからシステムをなんとかする。この順序が覆ってしまってはダメなんです」

  • Yuichi Tomita

    DXの現場で奮闘する経営者、エンジニアなどを紹介するもの。 読んでいて1番感じるのは、日本におけるDXはまだスタート地点に立った所で、改善の余地か多いにあるということ。そして、現場に役に立つことを考えるとシステムだけの話ではなくなり、難度が上がるということ。 「日本はDXが遅れている」と嘆くのではなく、失敗しながら一歩ずつでも進めていくべきという著者のメッセージを感じた。 DXという言葉で、経営者、現場、エンジニアで共通の認識が持てれば、日本も持続的イノベーションとして良くなっていくのではなかろうか。

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