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牛乳とタマゴの科学 ブルーバックス

酒井仙吉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578141
ISBN 10 : 406257814X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間の知恵と執念がつくりだした食品の王様。牛乳とタマゴはどうやって大量生産できるようになったのか、なぜ乳製品やタマゴは体によいのか、タマゴは本当にコレステロールの原因になるのか、バターとマーガリンではどちらが体によいのかなど、牛乳とタマゴに関する身近な話題が満載。

目次 : 第1部 牛と牛乳の話(世界における牛の歴史/ 日本における牛乳と牛肉の夜明け/ 牛乳を科学する/ 食品としての牛乳を科学する)/ 第2部 ニワトリとタマゴの話(ニワトリの祖先/ タマゴを産むニワトリ、肉をつくるニワトリ/ タマゴを科学する/ 食品としてのタマゴを科学する)/ 第3部 牛乳とタマゴの未来の話(健康とのかかわり/ 乳牛とニワトリの未来)

【著者紹介】
酒井仙吉 : 1947年、新潟県生まれ。東京大学名誉教授、日本獣医生命科学大学客員教授。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。獣医学分野で教育と研究に従事。専門分野は動物育種繁殖学。研究テーマは泌乳の開始と維持、停止機構を分子レベルで解明すること(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #感想歌 牛乳も卵も子供が育つため栄養満点完全食品 カルシウム、トランス脂肪酸、乳糖、コレステロール、必須アミノ酸

  • おりがみ

    自然科学だけでなく、経済や歴史からも牛乳とタマゴを語っています。成長してからも「乳」を摂る生物は人間だけ、だしで伸ばしてもタンパク質の凝固性がある食品はタマゴだけなど当たり前すぎて意識すらしないことも丁寧に書かれています。特にヒトがニワトリに長い時間と労力を割いてタマゴを産むための生物にかえていった歴史は「愛と執念」を感じさせ、雑学としても楽しめる一冊です。第10章でもふれているように飽食の時代に生きるわたしも、もはや当たり前になっている食品の極限まで効率を高めた生産の危うさを認識しなければと感じます。

  • usui

    牛乳とタマゴに関する知識が詰め込まれた本。科学とあるが、生物や化学に留まらず、歴史や文化、生態学的な知識など内容は幅広い。ブルーバックスなので自然科学系の内容と思えば、歴史や文化に関してかなりページが割かれているので印象としては岩波新書の書籍のような感じ。個人的には食品成分や機能性、栄養情報等をもっと詳しく知りたかったので少し物足りなかったが、牛乳とタマゴに関する教養を得られたのでよかったと思う。

  • calaf

    乳製品やタマゴについて、歴史、栄養、健康などなんでも盛り込んだ解説書。戦後の畜産業の発展って凄いですね...現在ではほとんど工業製品の工場のような感じになっているらしい...しかしそれも、大きな矛盾をはらんでいる???

  • フェイ

    牛と鶏を人類がどのように利用し、改良して、現在の一般的な食品である牛乳とタマゴになっていったかを歴史と科学で辿っている。 牛乳とタマゴも、現在の大量生産に至るまでは大きな苦労があり、その苦労と科学の発展によって大量生産を可能としたが、その一方で牛と鶏の生物としての本能を歪めてしまう。国外からの種や飼料が途絶えると、その生産性は科学による改良が行われる以前よりも減少する。いろいろ示唆に富んだ本であった。

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