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中国東北部の「昭和」を歩く 延辺・長春・瀋陽・大連韓国人が見た旧満州

鄭銀淑

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492044292
ISBN 10 : 4492044299
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan

Content Description

日本人、朝鮮人、中国人は、どんな暮らしをしていたのか。かつて満州国と呼ばれた地に開拓民として日本や朝鮮から移住した人々の昔話を聞きながら、中国東北部を当時の姿に思いをはせながら歩く。

【著者紹介】
鄭銀淑 : 紀行作家。韓国や中国で日本植民地時代の面影が残る街をフィールドワークし続けている。1967年、韓国北部の江原道生まれ、ソウル育ち。ソウルの世宗大学院・観光経営学修士課程修了後、日本留学。現在はソウルで執筆・翻訳・取材コーディネートを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • toshokan-no-hito

    もう30年近く前のことだが、延吉〜図們の辺りをうろうろとバックパッカーしていたことがある。いつか再訪したいものだと思っていたが、この本を読んでますます再訪したくなった。きっとあの頃のような、路上の埃が冷たい風に舞うような街ではなくなっているのだろうが、もう一度行ってみたい。そもそも私が生まれて初めて国境というものを見聞したのが図們の街だったのだ。

  • Kei

    豆満江(図們江)沿いもいつの日か訪れてみたい。韓国人作者による満州紀行、朝鮮族と過去の在住日本人とのエピソードが中心。

  • 色彩をもたない月

    中国東北部の歴史上の出来事を旅行先の出会いとして知ることができた。日本史では学ばなかった琿春事件(日本軍が日本人居留民の保護を名目に〈在満〉朝鮮農民・独立運動家を虐殺し,間島侵略の口実とした事件)には胸が痛んだ。そんな中、「国と国の関係には恨みが多いですが、個人と個人の関係では日本人が嫌いな訳ではありません」などと非難されるかもしれないのに、同じ朝鮮の人に向かって言うことは自分だったらできないと思った。

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