部落解放 2025年 12月号

特集にあたって　森 実
まず包括的差別禁止法と国内人権機関を　林 陽子
　 ―国際人権の視点から見た人権教育・啓発基本計画（第二次）の課題
国際連帯からみた人権教育　小森 恵
子どものエンパワーメントの視点の重視を　平野裕二
人権教育における法的理解と感覚的理解の二側面について　池田賢市
「正しい知識の普及」一辺倒からの脱却、有効なアプローチは？　黒坂愛衣
　 ―ハンセン病問題に関する記述について


新連載／「排除の政治」はどこへ向かうのか？ 1　瀧 大知
　 ―排外主義を煽り、煽られる日本政治の現在地―顕現する「極右的なもの」の争奪ゲーム
最初に水俣写真の井戸を掘った写真家 桑原史成　佐々木芳郎
部落に生まれ、部落を生きて―様々な生の様々な物語5　大阪編
　 ―ぼくがぼくであることは、地域のおかげ　語り手＝谷岡裕喜／友常 勉
自由と正義を求めて終わらないたたかい―米国のレイシズムと抵抗運動＜8＞　熊本理抄 責任編集
　 ―ファイト・コード―闘いの教え（後編）　ゼルダ・ロックハート
美空ひばり―女王が背負ったニッポン／最終回　藤田 正
　 ―ラスト・デイズ　すべてを、ひばりオリジナルに変えてしまう力
部落解放史の最前線35／第四期部落解放運動への挑戦と課題〜その＜4＞　谷元昭信


グラビア／最初に水俣写真の井戸を掘った写真家 桑原史成　佐々木芳郎
　 ―写真集『水俣病』はユージン・スミスにも影響を与えた
水平線／「出版・人権差別問題懇談会」と出版における表現を考える取り組み　齋藤英彰
人権いろいろ／『まるわかり！日本の防衛』を小学校に配布　福島みずほ
メディア時評　そら違うで　名切 憲
　 ―高市首相のフェイク発言を深掘りしなかったメディア
東京音楽通信／若き日の情熱を描いた自伝的映画　藤田 正
　 ―『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開！
子ども・教育・自由ノート／生徒に救われた60分間　園田雅春
ダイバーシティの今／インド仏跡を巡る平和行脚から　森田ゆり
ヘイト・スピーチを受けない権利／差別されない権利の新展開　前田 朗
マイノリティの現場から／「妥協を恐れないでほしい」　小川たまか
電通×美術系大学コラボレーション　アートとスローガンで伝える「人権」　安藤 勉
　 ―「差別の伝言ゲーム、私たちでもう終了です。」
反差別の論理―マイノリティの復権　河村義人
　 ―遠藤まめた『みんな自分らしくいるためのはじめてのLGBT』
じんけん切り抜き帳（2025.9.10〜10.10）
編集後記