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「nhkから国民を守る党」とは何だったのか?

選挙ウォッチャーちだい

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794811974
ISBN 10 : 4794811977
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

「ぶっ壊された」のはNHKなのか、それとも…わかりやすいワンイシュー政治、YouTubeを活用した広報戦術、世間の耳目を集めるための“計算された”炎上商法によって、N国党はついに国政政党にまで登りつめた。それがいまや選挙でも裁判でも連敗に次ぐ連敗、党首の借金は10億円を軽く超え、財政的にも行き詰まっている。この奇策集団の落日は誰の目にも明らかだ。はたして、それを冷笑とともに見届ければ事は済むのだろうか。本書は、ジャーナリストとしてほぼ唯一、この党を追いかけ、警鐘を鳴らし続け、それがために数々の壮絶な嫌がらせに遭ってきた著者による、4年にわたる激闘の記録である。日本の政治・社会の危機が凝縮した「N国党災禍」の本質に迫る。

目次 : 第1章 NHKへの「歪んだ愛」(「スーパーサラリーマン」から「正義のヒーロー」へ?/ 「NHK記者→フリージャーナリスト」もほぼウソ ほか)/ 第2章 ハラスメントを呼び寄せる(ある連鎖の始まり/ 「お前をぶっ壊す」―中央区議脅迫事件 ほか)/ 第3章 なぜ国政政党にのし上がることができたのか(カルトが政治に食い込むと…/ 実は「ネットよりもドブ板」 ほか)/ 第4章 N国党との激闘の記録(「イジメ王」も手を焼く「選挙ウォッチャー」の登場/ 偶然の出会い ほか)/ 第5章 運命の日、そして未来(疑惑の渦/ 立花孝志研究―「射幸心による借金」編 ほか)/ 資料編

【著者紹介】
選挙ウォッチャーちだい : 北は北海道から南は沖縄まで、日本全国の選挙を現場で取材、選挙終了後に報道。結果(当落・投票率・前回比較など)だけでなく、各候補者の政策や実績、政治スタンス、地元での評判、当該自治体の政治の展望などを、メディアプラットフォーム「note」で克明に報告(緊急性の高い記事は無料公開)。取材中に現地の様子を伝える中継も随時実施(ライブ配信サービス「ツイキャス」、無料)。各党・各候補者の選挙戦術・戦略を独自の視点で分析した鋭い考察で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    私がかつて読書メーターで安倍晋三を批判的に書いたら、他のユーザーさんから文句を言われた事が数度あった。YouTubeで橋下徹や松井一郎が無茶苦茶を言っている動画を観て呆れていたら、コメント欄に橋下や松井を称賛するコメントが並んでいたりする。気付いたらとっくにこの世はディストピアなのである。インターネットが普及したら、こんな世の中になったのである。本書は安倍晋三や維新より小物であり、実態は迷惑系YouTuberに過ぎない立花孝志とその党のノンフィクション。著者は立花一党に嫌がらせを受けてなお果敢に取材した。

  • 運転手に任せっきりでタクシー乗ってたら、目的地を目指さないで金ふんだくるどころか通行人にも迷惑かけまくり、みたいなことが政治の世界で現実に起きている。政治家以前に人としてアウトな人間が跋扈している。これは読んでいて非常に不快になる本(著者を貶めているのではない)。

  • こまごめ

    選挙ライターのちだい氏が時にはとんでもない嫌がらせを受けたN国党の立花孝志についての事実に基づいたレポートです。なにぶんこの立花孝志という人物がポンコツなので笑ってしまう部分もあるのですが、彼に関わった人物がもう3人も亡くなっているので笑えない状況になっています。2025年1月現在立花孝志は娑婆でデタラメを吹聴しているので一刻も早い逮捕を望みます。なお本人は嘘つきと言われるのを大変嫌うそうです…呆れます。

  • どら猫さとっち

    斎藤元彦知事の再選で、また開幕した「斎藤劇場」。そこで暗躍したのが、PR会社の折田楓氏、そしてN党党首の立花孝志氏だ。その立花氏が立ち上げた「NHKから国民を守る党」は、炎上商法に区議脅迫、そして自宅襲撃とあらゆる悪業を平然と行う、反社カルト政党である。そして、NHKの愛憎に借金地獄を背負って生きる立花氏がいる。彼に実際襲われたことがある著者が分析する、立花氏とN党のすべてと闘いの記録。知らないではもはや済まされない、有権者すべての必読書。

  • かやは

    身内の恥をさらしますが、亡父が最後に支持した政党がN国党でした。むかしから集金人と「口論」になることが多かった人なので「NHKをぶっ壊す」にひかれて投票したのは理解できるんです。ただ、どういうルートでN国党を知ったのかがわからない。うちは限界集落直前過疎農村なのでリアルでN国党の活動を目にすることはなく、おそらくyoutube経由なのですが、父はネット弱者だったのです。「支持されやすいワンイシュー」もそうだけど、「ネット弱者へのアクセスの良さ」も国政政党へ成り上がれた要素だと思うんですよね。

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