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平安後宮の薄紅姫 三 恋する女房と物語の縁 富士見l文庫

遠藤遼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040740898
ISBN 10 : 4040740890
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
沙月 ,  

Content Description

怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅の姫。昼の姿である末席の女房として、中宮崩御のあとは、その娘である内親王付きの女房となっていた。その一方で、夜の姿である薄紅のもとには、晴明の孫・奉親が入り浸っている。さらに彼の紹介で、日中の同僚である右近まで相談に現れてしまう。正体を隠している薄紅だが、書物と恋にまつわる右近の悩みを放っておけず心を砕く。その相談をきっかけに、薄紅は実兄から自分の婚約話に言及されるはめに。読書と友人の恋がかかった婚約という危機に薄紅は…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    「大鏡」を読み返したくなった。最初から薄紅姫の正体は読者にはバレバレなのだが、きちんと答え合わせをしてくれたのは親切だ。これで完結。

  • 坂城 弥生

    (多分)シリーズ最終巻。めでたしめでたしの物語でした。

  • よっしー

    分かる人には分かったのでしょうが…薄紅姫の正体が種明かしをされてやっと分かりました。よくよく考えたら、源氏物語はかなり読み込んだ(漫画から入ったのもある)けれど、それ以外の平安文学は学校の授業程度の知識しかないですね。これを機に手を出してみようかな。右近の恋愛が紆余曲折ありながらも綺麗に落ち着いて良かったです。ただ、今回は奉親の見せ場があまり無かったように感じて…そこが少し残念でした。

  • coco夏ko10角

    第3弾。同僚・右近の縁談がうまくいくようにと頑張る薄紅だったが…。終盤みんなが幸せになっていくのが嬉しいのと同時に終わってしまうのが寂しくて。シリーズもうちょっと読みたかったなぁ。あと大鏡に興味出た。

  • ときわ

    事件の謎解き、正体を隠して千字堂の主とか無理やりな設定と思いつつなんとなく3巻まで付き合ってきた。話がいろいろばらけた感じで、何が書きたいんだろうと少しいらいらしてきた。私は最初からモデルはさらちゃんだと思っていたので、最後に作家として誕生する場面で、これが書きたかったのか!と。物語を読むこと、書く事、それぞれに作者の思いが込められていると感じた。きれいに終わって良かった。

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