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ISBN 10 : 4130530348
Content Description
コロナ・パンデミックは、世界が抱えていた課題を顕在化・増幅させた―。格差の拡大、社会的弱者への対応の不備、社会的孤立、ジェンダーの不平等、そして民主主義の危機。この時代に現出した諸問題に、社会学が正面から取り組み、強靱な民主主義社会の未来を展望する。
目次 : 1 災禍が拡大した格差と孤立(コロナ・パンデミックと雇用格差/ コロナ・パンデミックとジェンダー格差/ コロナ・パンデミックと教育政策/ コロナ・パンデミックと住宅問題/ コロナ・パンデミックと日本の自殺)/ 2 民主主義社会のゆらぎと危機(コロナ禍は民主主義国への評価を低下させたか/ 新しい介入主義に市民社会はどう対峙するか/ 危機に瀕する民主主義―ヴァイマル共和国の歴史から考える/ 民主主義の二つのかたちと日本の選択―小論文教育から考える価値観と市民像/ 社会のゆらぎと社会理論のゆくえ/ 文化戦争と文系学問の危機)/ 3 未来をどのように創るか(“生”を包摂する社会へ―ケアとジェンダーの視点から/ モビリティーズと“共”の社会理論/ 持続可能な民主主義へ向けて/ ウィズコロナ、ウィズAI時代の民主主義と社会学5.0の誕生/ 災禍の時代を超えて―孤立から語り合う世界へ)
【著者紹介】
有田伸 : 東京大学社会科学研究所教授
筒井淳也 : 立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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