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古代の皇位継承 天武系皇統は実在したか

遠山美都男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642056427
ISBN 10 : 4642056424
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2007
Japan

Content Description

奈良時代、本当に天智天皇と天武天皇の子孫が対立し、天武系の皇統が皇位を独占していたのか。天智以前の王位継承から、壬申の乱、草壁皇統意識の誕生、桓武天皇の皇統継承方式までをたどり、奈良朝の政治史を説く。

【著者紹介】
遠山美都男 : 1957年東京都に生まれる。1986年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程中退。1997年博士(史学)学習院大学。現在、学習院大学・日本大学・立教大学、各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パパ

    飛鳥・奈良時代に天智系と天武系の皇統争いがあり、最終的には天智系が勝利を収めたというひと昔前の歴史観について疑問を呈したもの。 皇位継承の正当性を担保するルールは、その時代に自己の正当性を高める解釈を積み重ねて出来上がってきたことがよくわかる。

  • wang

    天武系vs天智系の対立はなかったとの説。草壁・文武・聖武の正嫡を継承させようとした不改常典の精神説明は筋が通っている。が、持統ら女帝の主体性が強調される不比等・光明子・奈良麻呂らの意思が無視されているし、なぜ藤原一族が特別なのかがこの説では明らかでない。

  • 瑞江 蕾羅

    古代史の課題

  • トラ吉

    なかなか面白い本であった。しかし、ちょっと決めつけが多く感じられ、疑問も残った。最近の話題にもなったが、女系で皇統を維持するということががあったのであろうか?文武以降、藤原氏の流れなぜそこまで重要視したのか?皇統と散々言っておきながら、孝謙は、なぜ道鏡 を天皇にしようとしたのか?

  • reur

    むしろ藤原不比等が皇統にこれほど影響力を死後も及ぼせた理由が天智天皇の血を引いていた(落胤だった)からという仮説に真実味を与えてくれる内容のような気がします。 天智の血統を不比等が継承しているからこそ藤原氏(不比等の家系)のみが天皇の母になる事を許されたんじゃないか?と考えると天皇の血統は考えられるより厳密に正統を貫いているのかも

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