「技術」が変える戦争と平和

いまや「技術」が戦争の姿を変える時代になった！宇宙空間、サイバー空間での戦いが熾烈を極めドローン、人工知能、ロボット、３Ｄプリンターなど軍事転用可能な革新的な民生技術に注目が集まっている。国際政治、軍事・安全保障分野の気鋭の研究者１８人がテクノロジーの視点でこれからの時代を展望する。

目次 : 第１部　技術が変える戦略領域（技術が変える宇宙の軍事利用/ 変わりゆくサイバー空間での戦争　ほか）/ 第２部　技術が変える軍事環境（技術革新と軍の文化の変容/ 技術革新とハイブリッド戦争―ロシアを中心として　ほか）/ 第３部　技術が変える戦争形態（ドローン技術の発展・普及と米国の対外武力行使―その反作用と対応/ ３Ｄプリンタが変える戦争　ほか）/ 第４部　技術が変える国際紛争（技術革新と核抑止の安定性に係る一考察―極超音速兵器を事例として/ トランスナショナル化するテロリズム―現代技術はテロの脅威をどう変えたのか？　ほか）/ 第５部　技術革新は何を変えたか（技術が変えた戦争環境/ 技術が変えない軍の特質―海兵隊を事例に　ほか）

【著者紹介】
道下徳成 : 政策研究大学院大学教授、ウッドロー・ウィルソン・センターグローバルフェロー。ジョンズ・ホプキンス大学（ＳＡＩＳ）博士課程修了。博士（国際関係論）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）