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ISBN 10 : 4480075003
Content Description
従軍慰安婦や「徴用工」問題をめぐる歴史認識、経済、教育からコロナ対応まで。日本と韓国の溝がますます深まっている。日本が経済成長を遂げ、アジアを牽引した時代はすでに過去のものとなった。一方、韓国はグローバリゼーションに適応し、飛躍的な変化を見せている。この現実から目を背けず、近くて遠い隣国とどう向き合うべきか。長きにわたり韓国に駐在し現地事情に精通した外交官が、韓国市民の本音や日本観を冷静に分析。中国や世界も視野に、日本の進むべき道を提言する。
目次 : 第1章 韓国社会の変化(一九八〇年代の韓国/ 世紀の変わり目―合理的な日本観と金大中大統領 ほか)/ 第2章 韓国の日本観―2011〜22年(ソウル―これは自分の知っている韓国ではない/ 釜山―毎日デモの中、「日韓には何の問題もない」 ほか)/ 第3章 日本側が留意すべき点(日本から見た韓国―四〇年で三回の「発見」/ 日本側が留意すべき八つの点 ほか)/ 第4章 日本の前を行く中韓(「日中韓協力」で見たもの/ 北京、ソウルでの私の見聞 ほか)/ 第5章 日本の心理と選択―傲慢と憤懣を超えて(「グローバル化に距離を置け」論/ 行政アップデートへの抵抗感 ほか)
【著者紹介】
道上尚史 : 1958年大阪生まれ。東京大学法学部卒。ソウル大学研修後ハーバード大学修士。韓国で5回計12年勤務し、外務省きっての韓国通。在中国大使館公使、在韓国大使館総括公使、在ドバイ総領事、在釜山総領事、日中韓協力事務局長の後、現在駐ミクロネシア連邦大使。中韓両国で公使を務めた外交官第一号。新聞・雑誌寄稿、大学講演等、対外発信に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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