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写真ドキュメント沖縄「辺野古の海」はいま アジア最大の巨大要塞ができる

進藤健一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822815349
ISBN 10 : 482281534X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

安倍首相や菅官房長官と沖縄県の翁長知事が会談したりで、ニュースでも大きく採り上げられる沖縄の辺野古の問題ですが、今、どうなっているのでしょう?
辺野古の海は、驚異的に美しいですが、そこへアジアでも最大という巨大な要塞ができる──どうしてでしょうか。
ジュゴンやアオサンゴの大群落などが、お花畑のように、あるいは森林のように……、たくさんの魚たち。
80余点のカラー写真と芥川賞作家・目取真俊が問題に迫ります。

【著者紹介】
新藤健一 : 1943年、東京生まれ。元共同通信社カメラマン。帝銀事件・平沢被告の獄中撮影やダッカ事件、朴大統領暗殺事件、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、スーダン、ソマリア紛争を取材。共同通信社写真部デスク、編集委員。定年後は明星大学、東京工芸大学、立教大学非常勤講師を歴任、東日本大震災を取材。潜水士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ハチアカデミー

    24人のカメラマンが撮影した沖縄辺野古の海と基地計画の現状、一方的な暴力の記録。辺野古に残されていた、長い時間をかけて成長した、グロテスクなまで生き生きとしたサンゴ礁の写真の後で、それが無残につぶされる様子が写されていく。また、基地の様子も写されていて、日米が辺野古にこだわる理由として、「核兵器」があるという推測もなされる。目取真俊のブログからの部分抜粋もあり。いま沖縄で何がおきているのか。反対運動をする人々が暴力を受け、サンゴが壊される現状が、いまの沖縄だというメッセージが視覚的にも伝わる。

  • Machida Hiroshi

    本書は「写真ドキュメント」と名乗るだけあって、カラー109点、モノクロ34点という数多くの写真と文章で、辺野古・高江の”いま”に迫る本です。辺野古や高江で、美しい海、山、動物、植物、昆虫、サンゴ、そして人の生活があって、それがいかに破壊されているか、いかに人権が踏みにじられているか、いま読んで、知って欲しいです。新藤健一さんの文では、沖縄返還前の密約、米軍の計画、基地建設計画の変遷、新基地の恐ろしい実態などが語られ、政府が隠そうとする辺野古の闇が明るみにされます。

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