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黒真珠 恋愛推理レアコレクション 中公文庫

連城三紀彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122073029
ISBN 10 : 4122073022
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

果てしなく繰り返される愛憎。幾度も反転する虚実。そして待ち受ける驚愕―。「連城マジック」と称讃される騙りの技巧で読者を魅了した著者はなぜ、「恋愛」と「ミステリ」の融合に終生こだわり続けたのか。これまで単著未収録だった、デビュー初期から晩年にわたる著者ならではの恋愛推理短篇十四篇を初書籍化。文庫オリジナル。

【著者紹介】
連城三紀彦 : 1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    「恋愛推理劇」ということで昔はかなり読んでいたのですが、年齢が年齢で敬遠していたのですが、やはり私の好きな作家なので読んでみました。やはり単純な恋愛ものではないので非常に楽しめました。連作のような作品もあったりします。この作品を読んでいると男女の関係よりも最後はどのようになるのか、という楽しみがあります。かなり工夫が凝らされています。久しぶりに満足しました。

  • aoringo

    お気に入りさんの感想から手に取った本😊短編7本と掌編7本収録。恋愛推理と銘打ってあるけど不倫の顛末の話が多い。昭和の香り漂う文章がドロドロの情念と耽美な雰囲気を盛り上げている。初めての作家さんなのもあって少し読みにくさを感じたけど、初心者には短編がその世界観に入りやすい。特に掌編では短い中にもどんでん返しが隠されたりしていて楽しめました。他の作品もどんどん読んでみようと思う。

  • オーウェン

    没後10年経ち、これが連城三紀彦の最後の未訳集ということになる。 未訳とはいっても、クオリティはお墨付き。 タイトルにあるように複数の恋愛関係をミステリ仕立てにするという仕込み。 単なる結婚など1つとしてなく、そこに不倫や離婚。 また同性愛やレズなど、そういったものを男女の機微ではなく、ミステリとして使っているのがポイント。 「過剰防衛」や「裁かれる女」など、設定をひっくり返すミステリが秀逸な短編集です。

  • stobe1904

    【恋愛 X ミステリ短編集】反転する虚実と男女の愛憎をミステリとして融合した14篇の短編から構成されている。アクロバティックな展開はないが、短編ながらも反転とヒネリがうまく効いており、連城節を堪能できる作品だった。『裁かれる女』が秀逸。★★★★☆

  • ベローチェのひととき

    妻から廻って来た本。二部構成となっており、I部は7つの短編、II部は7つの掌編小説で構成されている。背表紙にも記載されていたが、恋愛とミステリを見事に融合させていて、なおかつ、最後の大どんでん返しが素晴らしい。その上、女性の心理描写がすごく上手だと思う。もう少し連城さんの短編集を読んでみたいと思った。

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