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1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀

速水健朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487814688
ISBN 10 : 4487814685
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

その数、約210万人。ロスジェネ、超氷河期、お荷物と言われ続けた団塊ジュニア世代のど真ん中ゾーンも、ついに天命を知る50代に突入。そんな世代が生きてきた1970年代から2020年代にわたる、日本社会、メディア、生活の変遷を、あるいはこの時代に何が生まれ、何が失われたのか―を、73年生まれの著者が、圧巻の構想力と詳細なディテールで描くノンフィクション年代記。

目次 : 第1章 ピッカピカのニュージェネレーション 1980年代(人口が増えている実感の持てた時代/ 日本の朝ご飯とテレビのニュース ほか)/ 第2章 1990年代はもちろん浮かれた時代である(コードレスホンが若者の“一番欲しいもの”だった/ SMAPのブレイク前のCM“おたっくす” ほか)/ 第3章 1973年は、どんな年だったのか(パニック小説と難民/ コインロッカーへの乳児廃棄の時代 ほか)/ 第4章 自撮りとリアリティー番組の時代 2000年代(初代自撮り用携帯電話が生まれるまで/ ネットバブルではどんなビジネスがもてはやされたか ほか)/ 第5章 人口減少時代と団塊ジュニアの死生観 2010年代(団塊ジュニアの次の塊が登場しなかった理由/ 繰り返される生命とそれを止めてしまう世代 ほか)

【著者紹介】
速水健朗 : ライター・編集者、ラジオ司会。1973年石川県生まれ。コンピューター誌編集者を経て、2001年よりフリーランスの編集者、ライターとして活動を始める。音楽、文学、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など幅広い分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    団塊ジュニア世代、1973年に生まれた著者とは同い年だ。物心がついてからの事件や社会の変化を書き記すとともに、73年ぴったりの同年代の有名人の活躍や引退、事件などを時系列にまとめた本。それだけっちゃあ、それだけの内容😅。半世紀の前半、80.90年代はあー懐かしいな、そんな事もあったなとノスタルジックな気持ちに。

  • 兵士O

    この本、学年が一個下の友人のたっての勧めで読んだんですが価値観が全然合わないと思いました。彼にとっての80・90年代はノスタルジーの時代だと思うんですよ。ただ懐かしい出来事が羅列されていれば、それでいいんだと思うんです。でも、ボクは違う! ボクはヲタクだった。ホテルニュージャパンとか「北の国から」とかどうでもいい。そんなことよりもお色気シーンで覚えている「獣神ライガー」とか富士見ファンタジア文庫のラインナップとかが大切だったんです。この作者、そんな熱いパトスが全く感じられませんぜ!(フー!フー!鼻息の音)

  • TATA

    73年生まれの筆者、俗にいうところの団塊ジュニア。私も生まれた年は少し違うけどやっぱりこの世代。振り返ってみると随分世相も変わったなと思うことしきり。80年代までは日本は貧しかった、そうだった、少なくとも私が生まれた町ではそう思う。90年代くらいまでの回想記はちょっとした文化史として興味深く読めた。ファミコン前夜のパソコン黎明期のところは懐かしくて、ベーマガとか僕も毎月買ってた。ただ、当たり前なんだけど男子、男性の視点から描かれてるので、女子の視点からの回想記があってもいいよなと思った。

  • よっち

    ついに50代に突入し始めた団塊ジュニア世代。73年生まれの著者が、当時の出来事を振り返るノンフィクション年代記。1970年から2020年代の約50年間にわたる社会、メディア、生活の変遷。あるいはこの時代に何が生まれ、何が失われたのか。ロス疑惑や北の国から、MSX、とんねるずなどの1980年代、宮沢りえやバブル崩壊、ドーハの悲劇の1990年代、あいのり、小泉劇場やiPhone、ライブドアショックのゼロ年代、アナログ停波や東日本震災、半沢直樹や東京五輪の2010年代など、当時を振り返る構成は懐かしかったです。

  • まぁみ

    私は同世代ですが、本書はロスジェネ世代を少しでも知りたい、知ってみたいと思う若人に読んで欲しい。読み込んでもらえば、上司や親、大人たちのことが理解出来ると思いますよ。懐かしい話ばかりで、自身を省みること多々。とにかく単純に面白かった。でも…共感出来ることはあまりなかったかな(笑)。

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