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御館の幻影 北条孫九郎、いざ見参! 光文社文庫

近衛龍春

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334793142
ISBN 10 : 4334793142
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan

Content Description

時は激動の戦国。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と天下人が現れては変わる時代に、北条家の支族城主の息子として生まれた北条孫九郎。しかし、母が今際に本当の父の名を明かしたことから、人生は波瀾に満ちたものに―。まっすぐに生きて、最後まで自分を貫き通した三国一の美将・北条孫九郎の華々しくも哀しき生涯を、歴史小説の巧者である著者が存分に描いた力作!

【著者紹介】
近衛龍春 : 1964年埼玉県生まれ。大学卒業後、暫しオートバイレースに没頭。通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんごろ

    運命のいたずらなのか、いや運命なのか。父景虎の仇討ち。自分の人生は上杉景勝を討つのみ。北条本家のため、いや自分のためだ。ただそれだけだ。風魔一族の忍びで相棒の弥次郎と共に、文無しになろうが、牢にぶち込まれようが、意に沿わない舞をしようが、とにかく上杉景勝、更に直江兼続も討つ。全てはそれだけのためなのだ。心折れることなく最後まで自分を貫き通す孫九郎。これこそ真の武士かもしれぬ。孫九郎、巻だぜ。その波瀾万丈に満ちた生涯は、孫九郎の生き様そのもの自体が幻を見ているようだった。

  • かずぺん

    大家に生まれながら、気ままに生きてきたこと、そして自分の命を閉じたこと。壮絶な生き方でありました。半面、今の時代にはできない、羨ましさもあります。

  • ギズモ。

    読み始めの母の臨終の際の告白、そして父(三郎)の足跡を追うまでは面白く読めていたのに…上杉に復讐までが長い!!本当の史実ではなさそうなので難しい部分はあるだろうけど、北条家を捨てて、上杉家の内部から崩して行くとか。くらいはぶっ飛んで欲しかった。

  • tako_machida

    正直北条孫九郎のことは知りませんでしたが、上杉直江に対する復讐、敵討ちに生涯を捧げた武士の生き様を堪能できました。

  • ちゃんどら

    上杉謙信の養子になった北条一族の上杉景虎の子、北条孫九郎が主人公。はじめは『こんな人がいたんだ』と思い読み進めてましたが、どうやら架空の人物たったようで。それ故に大きな歴史的な動きをつけられないのが悲しい所。

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