Product Details
ISBN 10 : 4794969570
Content Description
著者は人への医療の過剰な介入について、警鐘を鳴らしてきた。がん治療をはじめ、何をどのように変えたいと思ってきたのか?なぜ、がんを治療せず、放置したほうがいいと思うようになってきたのか?その考え方の根本を聞く。患者として人として自立し、必要な医療を、自分の意志で選ぶために―近藤誠医師のがんという病気をめぐる講義録であり、近藤理論のわかりやすい入門書である。
目次 : 何を変えたいと思っていたのか?/ がん治療はどのように進んできたか?/ 放射線治療のはじまり/ 抗がん剤のはじまりについて/ 医学教育について/ 検診の有効性/ 過剰診断/ がんの診断法/ がんの解析法/ エビデンスの使い方/ 感染症と予防/ 痛みと鎮静/ 放置療法にいたるまで/ 病院に近づかない/ クスリやワクチンにも近づかない/ がんの新療法はあるのか?/ 皆保険のジレンマ/ 医者の役割/ 何が安心を生むのか?/ 終末期医療について
【著者紹介】
近藤誠 (医師) : 1948年東京都生まれ。近藤誠がん研究所所長。73年慶應義塾大学医学部卒業、同大学医学部放射線科入局。79〜80年アメリカ留学。83年から同医学部放射線科講師を務める。乳房温存療法のパイオニアとして知られる。96年の『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)以降、医療界にさまざまな提言を行っている。2012年には第60回菊池寛賞を受賞。14年慶應義塾大学医学部を定年退職。13年「近藤誠がん研究所セカンドオピニオン外来」を開設している
三砂ちづる : 津田塾大学国際関係学科教授。1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Viola
読了日:2017/09/25
ペカソ・チャルマンチャイ
読了日:2017/05/25
手ぬぐいゲッター
読了日:2018/09/01
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