Books

がん患者自立学

近藤誠 (医師)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794969576
ISBN 10 : 4794969570
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者は人への医療の過剰な介入について、警鐘を鳴らしてきた。がん治療をはじめ、何をどのように変えたいと思ってきたのか?なぜ、がんを治療せず、放置したほうがいいと思うようになってきたのか?その考え方の根本を聞く。患者として人として自立し、必要な医療を、自分の意志で選ぶために―近藤誠医師のがんという病気をめぐる講義録であり、近藤理論のわかりやすい入門書である。

目次 : 何を変えたいと思っていたのか?/ がん治療はどのように進んできたか?/ 放射線治療のはじまり/ 抗がん剤のはじまりについて/ 医学教育について/ 検診の有効性/ 過剰診断/ がんの診断法/ がんの解析法/ エビデンスの使い方/ 感染症と予防/ 痛みと鎮静/ 放置療法にいたるまで/ 病院に近づかない/ クスリやワクチンにも近づかない/ がんの新療法はあるのか?/ 皆保険のジレンマ/ 医者の役割/ 何が安心を生むのか?/ 終末期医療について

【著者紹介】
近藤誠 (医師) : 1948年東京都生まれ。近藤誠がん研究所所長。73年慶應義塾大学医学部卒業、同大学医学部放射線科入局。79〜80年アメリカ留学。83年から同医学部放射線科講師を務める。乳房温存療法のパイオニアとして知られる。96年の『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)以降、医療界にさまざまな提言を行っている。2012年には第60回菊池寛賞を受賞。14年慶應義塾大学医学部を定年退職。13年「近藤誠がん研究所セカンドオピニオン外来」を開設している

三砂ちづる : 津田塾大学国際関係学科教授。1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Viola

    この本は自分の夫をがんで亡くした作家との対談。亡くなった夫は近藤氏の記事を制作していた某業界誌の記者であり本人も疫学専門家である。細かい数字や説得ではなく、これまでの流れや考えなどを綴ったもの。”鎮静”という名前の安楽死が行われていること、しかも有名ホスピスで最も多いことを初めて知り衝撃だった。そこに至るには無理な治療により痛められた身体と、あげくのはてに治療を投げ出され傷つけられた心があることを知る。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    対談集だが、近藤誠氏の今までの著書をまとめて、現状報告のような内容になっている。細かいデータや表がないので、数字嫌いで、そういうのを見たくない人にはいいかもしれない。

  • 手ぬぐいゲッター

    近藤さんの言葉にはいつも納得してしまいます。 やはりプロとして職務に対して真摯に取り組まなければと思いました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items