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A子さんの恋人 5 ハルタコミックス

近藤聡乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047351400
ISBN 10 : 4047351407
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • buchipanda3

    本編も良かったけど番外編の「U子さんの恋人」もかなり面白かった。ベストキャラはヒロくんだな。ただの天然と思ってたら実はかなり現実的で意外。的をついた言葉もポンポン出てくるし。なぜA君もA太郎もえいこに惹かれるのかのセリフは本人たちよりも見えてる感じ。まさに「考えるな、感じろ」を地でいく男だった。これはU子さんとの相性もバッチリ。秋田帰省編の「ママめんけ〜」と佐々木希ネタも最高だった。あのネタはもしかしたら秋田の定番なのではと思ってしまったよ。そして最後は気になるところで終了。

  • アキ

    『百年の孤独』を代わりに読む・友田とん著の第19章で「まだ、読んでたんですか?」と言ったA子の消息を追いかけようとして、偶然見つけたマンガとして紹介されていたのを読んで、このマンガを途中までで積読していたことを思い出した。5巻である。まだA子は、A太郎とA君との間で迷っている。周りの友人は、次々となんとなく恋人とおさまりつつある。デビュー作の登場人物の少女のラストもモヤモヤしてずっと考えている。あと2巻で終わろうとしている。ラストはどんな終わり方になるのだろうか?気になった方は本屋さんへと走ってください。

  • Vakira

    A子さん処女作「部屋の少女」掲載。漫画の純文学的表現。これ学生の頃に読んでいた伝説の月刊漫画「ガロ」っぽい。8年後の今に自分の納得のいくラストを考えるなんてなかなか深い。 この漫画自体 大人じゃない大人のアラサー生態観察記ではなのかも。部屋を出っていったのは少年ではなくて少女?A君の英訳してる文庫本、ケンサブちゃん(大江健三郎さん)の「空の怪物アグイー」じゃん。そしてこの漫画を読んでいる自分。アラサーガールズ生態を覗いてる。安部公房の箱男になっちまった。純文学?いやいや純文楽です。早く6巻でないかなぁ〜

  • くろにゃんこ

    ヒロくんがものすごくいい人。大きな愛でU子さんを包んでくれる、本当によかったなぁと温かな気持ちになる。それに比べて・・・A子のことがどんどん嫌いになってゆくよ。一度、両方と別れて一人になればいいのに。

  • one_shot

    美大を卒業してからも中央線沿線(阿佐ヶ谷ー高円寺)で子犬のようにじゃれていたA子さんと友人たちは、それぞれの恋愛が動き出し少し疎遠になっていく。そしてAさんは八年前のデビュー作のラストにどうしても納得いかず発表の目処もないままネームから書き直す。NYのAくんは念願の大江健三郎の英訳仕事に奮闘するが、少しずつズレていく訳出作業と自分の恋愛を重ねて苦しむ。谷中のA太郎は、ぼーっとA子を待っている自分にやっと嫌気がさす。後半はほのぼの恋愛モノという前提はうっちゃられ、時間の不可逆性に関する観念劇が爆誕している。

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