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死んだ金魚をトイレに流すな 「いのちの体験」の共有

近藤卓

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087204803
ISBN 10 : 4087204804
Format
Books
Release Date
February/2009
Japan

Content Description

現代では「いのち」があまりに軽くあつかわれている。長らくスクールカウンセラーとして子どもたちに向き合ってきた著者が、子どもたちにいのちの重みを実感として教える「いのちの教育」の真髄を紹介する。

【著者紹介】
近藤卓 : 1948年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。スクールカウンセラー、大学講師の後、ロンドン大学客員研究員を経て東海大学文学部心理・社会学科教授。日本学校メンタルヘルス学会理事長、子どもといのちの教育研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • シュシュ

    『自尊感情があれば、自分も人も殺せない』 自尊感情を育てるのは、親子の共有体験で、読み聞かせは子どもの想像力だけでなく自尊感情も育てることになるという。日頃感じていたことを心理学的にいわれて、納得した。自分が愛されていることを感じている子、自尊感情が豊かな子には根拠のない自信があり、打たれ強いという。カウンセリングにくる子は、成績がいいのに自尊感情が低い子が多いということを読んで、私も仕事柄気をつけたいと思う。条件つきでない、無条件の愛が子どもには必要。大人がどこかで間違ってしまうのかもしれない。

  • kyoko

    自尊感情、いのちの大切さをどう教えるか、について深く感銘を受けた。内容がこれほどしっくりと入ってくるのは、もしかしたら著者自身の成育歴や子どもの頃体験したことそのものに裏打ちされた理論だからなのだろう。原体験、原風景の大切さを深く感じた。また、「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」という概念も共感できるものでした。わたしのマウスパッドには「じぶんのしあわせはじぶんできめる」(相田みつお)と書いてある。まさにこれだなあと思った。

  • Humbaba

    子どもでも,いのちの価値というものは分かっている.残酷なものをいたずらに遠ざけるだけでは,しっかりとした教育が出来ているとは言えない.子どもが興味を持ったのならば,それを共有すると共に,自分の気持を素直に伝えることが大切である.

  • ネジとサビ

    小学生の中学年から、高学年にかけて、死ぬことをとても怖がったり、死ぬことについて考えたりすることが増えるように思っていたが、とても大切なことで、その時期に必要な事だったんだ!と納得。 死ぬことについての多様な考えの本を図書館へいれてあげたい。 また、5歳前後のこどもたちが無機物にも命が宿っていると信じている子が五割ほどいて驚かされた。 絵本の読み聞かせの時など、忘れずに覚えておきたい。

  • しおり

    タイトルにひかれて読んだ。内容は簡単でスラスラ読めた。小さい子供が昆虫に対して残酷な仕打ちをするのは生命に対する興味からさなぎから成虫に命の輝きを増す昆虫の過程を逆にたどることで「死」を理解しようとしてるからという説明が斬新だった。自尊感情を基本的と社会的の二つに分け、能力や順位によってもたらされる社会的自尊感情が重視されすぎていると説いている。基本的自尊感情を高めるには幼少期に何か強い感情を共有した経験が大切。優秀な人間でも自己肯定感は低くなってしまうらしい。自尊感情の高さも一種の才能なのかもしれない

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