近藤仁美 (クイズ作家)

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クイズ作家のすごい思考法 インターナショナル新書

近藤仁美 (クイズ作家)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681529
ISBN 10 : 4797681527
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人を「へえ!」と唸らせるクイズをつくりたい!
クイズ作家は、常に新たな情報・発想を探している。
仕事や生活に使える、すごい思考法がここにある。

クイズ番組・書籍は数あれど、プロとして活躍するクイズ専業作家は日本に10人ほど。
その一人、国際クイズ連盟日本支部長も務める著者が、知られざるクイズづくりの現場、クイズづくりの経験から得た知見を、軽妙に綴る。

視聴者を「へえ!」と唸らせるために、情報をどう組み合わせるのか。
数分で出したアイデアの裏取りに、なぜ1か月も時間をかけるのか。
答えが一つに定まらないとき、どう対処すればいいのか。
誤情報も混じるWikipediaを賢く利用する方法とは。

クイズ作家の頭の中には、ビジネスや生活に役立つ知識・知恵が詰まっている。
その思考法は、人とのコミュニケーションや、自身の関心や想像力を拡げるのにも役立つ。
随所に散りばめられたクイズを楽しみながら、すごい思考法が身につく本。

(目次より)
1章 3日サボるとクイズ作成能力が落ちる
毎日、問題は多くて70問つくる
不得意分野を克服する
「知っていること」に「知らないこと」を掛ける
悩みの“ワクワクバランス”をどうするか
Wikipediaの賢い利用法

2章 ヒントは“日常”の隣りにある
日常のものに疑問を感じる――非常口のマークはなぜ緑色?
金魚がいれば銀魚もいる?――妄想を歓迎する
ビールの泡はアルコール度数が低いのか?
情報を体験しにいく

3章 クイズ作家の収入は採用数で決まる
――「誰も解けない」も「みんなが解ける」もダメ
クイズ作家はクイズ王‥‥とは限らない
「へえ!」をつくる仕事
そのクイズ、明日、人に話したくなる?
クイズ作家のお仕事――作問、裏取り、監修者との付き合い、読み合わせ

4章 プロのクイズ作家に女性はひとりだけ
――自分の得意分野で目立つ
悩める人は「アメリア・イアハート狙いで」
「他人の案」を通せる人が生き残る
終わる仕事にはオマケをあげる
“場”を読み出題の傾向を変える

【著者略歴】
近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家。1988年、三重県生まれ。早稲田大学教育学部卒業および同大学院修了。在学中からクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系「高校生クイズ」の問題作成を15年間担当した他、「最強の頭脳日本一決定戦! 頭脳王」「クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?」などのテレビ番組で問題作成・監修を担当。2018年より国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務める。

【著者紹介】
近藤仁美 (看護師) : クイズ作家。1988年、三重県生まれ。早稲田大学教育学部卒業および同大学院修了。在学中からクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系『高校生クイズ』を一五年間担当したほか、『頭脳王』『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』『せっかち勉強』などのテレビ番組や、各種メディア・イベント等で問題作成・監修を行ってきた。2018年より国際クイズ連盟日本支部長。クイズの世界大会では日本人初・唯一の問題作成者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Kanonlicht

    著者は「高校生クイズ」をはじめ多くのクイズ番組の作問を担ってきた業界のトップランナー。クイズ問題の裏取りはもちろん、問題がどう読まれるか、解答者が意味を取り違えないか、難易度は適切か(全員誤答も全員正解もダメ)などいろんな観点で問題をつくっていることを知った。実際にクイズ番組を盛り上げるのは解答者や司会者かもしれないけど、こうしたプロの作家たちの「演出」があってこそ。ニッチな仕事だけに、業界で生き残っていくためには相当な自己プロデュースが必要なんだろうな。

  • 緋莢

    図書館本。2024年現在、専業のクイズ作家は10人くらいで、その中でもクイズや雑学に関する国際賞であるトリビアの殿堂に殿堂入りしている唯一の人だという著者。そんな著者が、クイズの作り方、クイズ作家という仕事などについて書いた本。日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門…しかし、後に室町時代の亀泉集証とその仲間たちが食べたことが判明して答えが変わったそうです。確かに、これだと「へえ!」じゃなくて「ふーん」な問題になってしまうよなぁ、と(続く

  • ニッポニテスは中州へ泳ぐ

    著者はクイズ作家。一見ライトな文体なのに軽薄さが感じられないのは、おそらく著者が自分なりの職業倫理を通してクイズ制作に取り組んでいることと、 何より楽しんでいることが伝わってくるからかなと思います。 特に、相手と目線を揃えたかたちで「気持ちよく驚けるポイント」を押さえたクイズを心がける著者の姿勢には、コミュニケーション作法のなんたるかを教えられた気分。 相手が知っている知識に接ぎ木するような形で出されたクイズ、それも絶妙に知らない範囲の盲点をつくような内容のクイズは相手の好奇心をくすぐります。

  • めとろん

    色々な媒体(テレビ、雑誌、ネット、イベント)で出題されるクイズを作っているクイズ作家さんがどのように作問しているのか、その作問での心掛けていること、そもそもの発想するコツなどをわかりやすく語ってくれている。しかし、「すごい思考法」かというとそこまでは「すごく」はないかも。しかし、そういう職業もあるんだなというのは驚きでした。「苦手」で「できるようになりたい」なら克服へGOだが、「嫌」や「できるようになりたくない」ものからは逃げるのもアリ。なるほどなぁ。

  • 志村真幸

     専業のクイズ作家は日本に10人もいないらしい。しかし、クイズ大会、テレビ番組、会社や地域のイベント、ネット空間でのちょっとした出題など、その活躍の場は少なくない。  著者は、早稲田のクイズ研究会の出身で、高校生クイズに15年も関わったという人物。  クイズをつくるのと、回答するのとでは、まったく頭の使い方が異なる。作問を通して、いかに参加者/回答者を楽しませるか。視聴者に興味を持ってもらうか。さまざまに工夫をこらすところに、努力のしがいがあり、おもしろい。

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