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色の名前

近江源太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048836227
ISBN 10 : 4048836226
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『空の名前』シリーズ待望の第3作。自然に存在する様々な色を、写真と言葉で見せる本。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • このシリーズは本当に写真がとても美しい。四季、木々、空や海、鉱石、果実や花々、動物や昆虫など、自然の中にある多彩な色の名前が紹介されている。読みながら、太陽の恩恵を受け、水と大地と温度差のある地球の素晴らしさをあらためて感じた。そして気が遠くなるほどのその地球の歴史の中の、ほんのわずかでしかないこの現代に生まれたことを嬉しく思う。厳密に言えば色は無限にあるけれど、ここに挙げられた300種の色の名前の中、萌黄色、露草色、鳶色など日本ならではの名前もしっかり覚えておきたいものだ。

  • ひめありす@灯れ松明の火

    何回読んでも好きな、素敵な本。日本人は豊かな色彩意識を持っているのに、空に対する語彙は貧弱といってもよいそうです。それは、移ろいやすい空に何か一つ一つ名前を付けるよりも『空』という一つのくくりであらゆるものを内包しようとする、むしろ大らかな気持ちの表れなのかな、と私は思いました。日本では長く青と緑が区別されなかったように、海外にも淡い黄色〜灰色まですべて『緑』であらわす地区があるそうです。それは全部、草の色で生えたばっかりの新芽も、枯れた後の灰がちなものも、すべて草だという考えからだそうです。

  • るぴん

    学校図書。眼福♫美しい写真だけでなく、それぞれの色の語源や逸話もたくさん掲載されていて、一つ一つの色を味わうように読んだ。樹木や草花、鉱石が由来の色がたくさんあるので、図鑑としてもぜひ手元に置いておきたい一冊。ロビンズ・エッグ・ブルー。ロビン(ヨーロッパコマドリ)の卵がきれいな緑色だなんて知らなかったな〜。十二単衣の襲色目のパターンと名称が載っていたり、色々と勉強になった(*^^*)

  • のの

    高校生のときに資料用に買った本。創作のためにがんがん使った。そして学んだのは、ポピュラーじゃない色名を使って語彙を増やそうとしても、読み手がその色を知らないと失敗に終わる…ということ。最近は色名自体を使うことより、その色をどう表現するかに躍起になっている。この本は色自体の数はそんなに多くはないけれど、写真がとてもきれいなので眺めているだけでしあわせな気分になれる。和ものと洋ものとわけてくれているのもいい。麦藁色がすき!

  • きいち

    主役は「名前」。自然の風景やモノの写真とともに、日本語、中国語、英語など西洋での名前を示してくれていることで、その色をそう呼びたくなった最初の人々の気持ちを想像してみようなんて思えてしまう。◇文化ごとに色の分け方は全く違うから、自分の目には「この色とこの色、おんなじ色やん」とか「えー、この色にこの名前つけるの?」とか感じてしまうけれど、それは自然なこと。仕事で長く色をCMYKで見るのが当たり前になってたけれど、それだけじゃもったいないものね。

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