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旧石器捏造事件の検証記録

辻秀人

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784639030386
ISBN 10 : 463903038X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
辻秀人 ,  

Content Description

2000年の事件発覚から四半世紀。旧石器発掘ねつ造発覚直後から、著者の2年に及ぶ記録ノートをもとに、全容解明の過程と検証調査の全貌を証し、残された課題を提示する。

目次 : 第1章 旧石器遺跡ねつ造発覚まで(ねつ造発覚以前/ ねつ造発覚)/ 第2章 宮城県考古学会の検証活動(検証活動スタート/ Fコレクション ほか)/ 第3章 日本考古学協会特別委員会での活動(協会特別委員会との出会い/ 藤村との面談 ほか)/ 第4章 残された問題(考古学の課題/ 残された問題)/ 資料編

【著者紹介】
辻秀人 : 1950年生まれ。1974年、東北大学文学部卒業。1980年、同大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。福島県教育庁学芸員(1980年)、福島県立博物館主任学芸員(1987年)、東北学院大学文学部助教授(1992年)、同大学文学部教授(1998年)を歴任し、同大学名誉教授。日本考古学協会前会長、東北・関東前方後円墳研究会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 那由田 忠

    旧石器時代の遺跡があると捏造するために、それらしく加工した石器をこっそり持ち込んでいた人がいた。彼はマジックハンドとしてもてはやされていたけど、彼の発見は全て嘘だった。それを見破れなかった考古学は本当に悲惨だったわけだ。見破るのは難しい話ではないからね。そして彼と共同研究論文を発表しても、誤りをきちんと認めていない研究者がいるそうだ。それが残念だ。

  • あらい/にったのひと

    石器ねつ造事件からもう四半世紀…という感慨があるけど、当時検証に当たっていた当事者による備忘録にして問題点の整理。藤村に敬称は使えない、という巻末の一言がいいですね。それはそれとして検証の過程は「そりゃないわ」というような話の連続で、p37と39の図と解説は必見。なお、ここで行われた検証を含めて批判的に書いているのが竹岡俊樹の「考古学崩壊」ですので、併読をお勧めします。この本では名前が出てこない文化庁主任調査官も出てきますよ。

  • towerofthesun

    何が正しくてどの遺跡が捏造なのか? 検証作業に当たった筆者ならではの視点で、騒動勃発から学界内部の反応を書いたレポート。

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