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自己肯定感ハラスメント フォレスト2545新書

辻秀一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866808147
ISBN 10 : 4866808144
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

このままだと、日本人の心が危ない。SNSによる誹謗中傷も、他者からのマウンティングも、上司のパワハラも、何かと正義を振りかざす人も、無力感も、すべて「自己肯定感」至上主義社会が生んでいる。日本随一のスポーツドクターが、そんな歪んだ日本社会に警鐘を鳴らし、自分の心を守る方法を緊急提案する。

目次 : 第1章 「自己肯定感」が私たちを苦しめている/ 第2章 なぜ「自己肯定感」にすがるのか?/ 第3章 「自己存在感」が人を輝かせる/ 第4章 どうやって「自己存在感」を持つのか?/ 第5章 生育歴が大きく影響する/ 終章 「あとがき」に代えて、本書のまとめ

【著者紹介】
辻秀一 : スポーツドクター。産業医。株式会社エミネクロス代表取締役。1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業。慶應義塾大学スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。1999年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織の活動やパフォーマンスを最適・最大化する心の状態「Flow」を生み出すため、独自理論「辻メソッド」で非認知スキルのメンタルトレーニングを展開。子どものごきげんマインドを育む「ごきげん授業」を日本のトップアスリートと展開する「Dialogue Sports研究所」の代表理事を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みのくま

    医師らしいアプローチで自己肯定感の呪縛をキャンセルしようとする本書は代わりに自己存在感という概念を提唱する。自己肯定感は認知的思考により他者との比較をベースにし成功体験の積み上げを自己に課す息苦しさがある。憂慮すべき点は、自己肯定と他者否定は不可分になってしまう事だろう。意識的にも無意識的にも他者にマウントを取ろうとするのだ。他方、代替になる非認知的思考の自己存在感は自分の「ある」を信じる事らしいが、単に仏教の悟りの言い換えではないかという気がする。そもそも自己存在は他己存在をベースに作られるのではないか

  • ひさちゃん

    自己肯定感は、他者との比較によって培われるものであり、自分が頑張っても得られないこともある。さらに常に「もっと」と欲が増え終わりがない。世の中最近は自己肯定感が求められ、それはハラスメントの状況ともいえる、と。そんな危うい自己肯定感よりも、自身に依拠する自己存在感を高めることが「よりよく生きる」には大切だ、と。筆者が言わんとするところ、指摘するところはわかる。ただ、本書は同じことが何度も書かれ、そのエビデンスとなる部分が薄く情的?な記述が多いため深い納得を得られなかった。最後のまとめを読むだけで十分。

  • oooともろー

    現代に蔓延る自己肯定感神話。この言葉にストレスを感じている人は多いだろう。

  • masabox

    なんでもハラスメントになるわけで、流行の言葉があれば、それがピークになった頃に必ず出ますね、XXハラスメント。とは言え、「成功体験」と言う呪縛ってのは、確かにうなづけますね。自分を見つめて、自己存在感を感じるってのは大事。今一度、自身を見つめなおすには、人間が求めるニーズだったり、今に着目するとか、色々な支店で見るのが大事と痛感。

  • totuboy

    誤字脱字などが気になり(例;制服→征服)、編集の人がしっかりと校正してくれれば、内容としては面白かった。自己肯定感ではなく、ありのままの自分の中に良さを見つけようとする自己存在感。認知脳と非認知脳についてはしっかりと説明がほしいところ。

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