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ISBN 10 : 4794899408
Content Description
本書におさめたインタビューの大半はアルルとパリでおこなった。いちばん古いのは一九九〇年三月のもの、いちばん新しいのは一九九四年三月のものである。翻訳の問題をできるだけ多角的な視点からとらえるために、書評家、翻訳家組織の責任者、欧州連合(EU)の通訳機関、翻訳学校、各国の翻訳家施設の創設者たちにもインタビューした。オンデマンド出版による復刻版。
目次 : 第1章 中国文学・日本文学をフランス語に翻訳する人たち(翻訳という試練をくぐりぬけるとき―ジャン・レヴィ/ 日仏バイリンガルの冒険―坂井セシル ほか)/ 第2章 さまざまな国の多彩な翻訳家たち(ベルリン・オペラのダンサーから翻訳家へ―ユリア・タルディ=マルクース/ 芸術家の魂と旺盛な生活力と―ニドラ・ポレール ほか)/ 第3章 翻訳をめぐる事情(書評家の立場から―ニコル・ザンド/ 欧州連合をささえる通訳たち―クリスティアン・ハイノルド ほか)/ 第4章 翻訳家たちの仕事と交流の場―その創設者たち(ドイツ・シュトラーレン市のヨーロッパ翻訳家コレギウム‐着想のもとにあったのは、十二世紀トレドの翻訳活動―エリカ・トプホーヴェン=シェーニング/ フランス・アルル市の国際出版翻訳家コレージュ‐翻訳家の仕事にはもっと光があてられなければならない―フランソワーズ・カンポ=ティマル ほか)
【著者紹介】
辻由美 : 作家・翻訳家。東京教育大学理学部修士課程修了後、パリに学ぶ。1996年、『世界の翻訳家たち』で第44回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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