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ISBN 10 : 4757608853
Content Description
放送における「文化の機会均等」とはどのようなものだったのか。昭和の幕開けを1年足らず後に控えた1926年1月、女性記者として知られていた大澤豊子が東京放送局を訪れる。以来、日本の放送は、女性向け教養番組の編成を本格化し、文化の伝播に貢献した。そこでは、辣腕の女性プロデューサーや天才華道家が活躍し、「花」(花を活ける文化)を主題とする講座が数多く放送された。その系譜をたどり、昭和期放送メディアの意義を考察する。
目次 : 第1章 昭和期の女性向け教養番組と「花」/ 第2章 ラジオ草創期の女性向け教養番組と「花」/ 第3章 ラジオ戦時期および占領期の女性向け教養番組と「花」/ 第4章 ラジオからテレビへの転換期における女性向け教養番組と「花」/ 第5章 テレビ発展期の女性向け教養番組と「花」/ 第6章 テレビ変化期の女性向け教養番組と「花」/ 第7章 昭和期の女性向け教養番組と「花」が遺したもの
【著者紹介】
辻泰明 : 筑波大学教授。博士(情報学)。東京大学文学部フランス語フランス文学科卒。日本放送協会入局後、ドラマ部、ナイトジャーナル部、スペシャル番組部、教養番組部などで番組制作に従事。その後、編成局にて視聴者層拡大プロジェクトおよびモバイルコンテンツ開発、オンデマンド業務室にてインターネット配信業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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