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図説ロマネスクの教会堂

辻本敬子

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309760278
ISBN 10 : 4309760279
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

時代に翻弄され、幾多の試練をくぐり抜けながら、今もヨーロッパ各地にひっそり佇むロマネスクの教会堂。これらの建築・構造を画期的なCGで解明。扉口・柱頭の図像に込められた時代のみずみずしい精神を読み解く。

【著者紹介】
辻本敬子 : 1957年、静岡市生まれ。1980年、東京大学工学部建築学科卒業。1981年、ベルギー政府給費留学生としてヘント大学考古学・美術史学科に留学。1987年、名古屋大学大学院工学研究科後期課程修了。工学博士。1990年、愛知工業大学建築工学科非常勤講師。2002年、名古屋造形芸術大学デザイン学科非常勤講師

ダーリング益代 : 法政大学文学部史学科卒業。早稲田大学文学研究科修士課程終了。1977年、米国ミシガン大学ラッカム大学院博士課程入学。1994年、ミシガン大学ラッカム大学院に博士論文『ペルシ・レ・フォルジュのロマネスク建築と彫刻』を提出、Ph.D取得。現在、北海道大学留学生センターおよび大学院国際広報メディア研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本の古寺についての本は多数出版されてい...

投稿日:2021/04/20 (火)

日本の古寺についての本は多数出版されているのに、ロマネスク教会の概説書で手頃な価格の本があまりない。この本は図版も豊富で概説も的確で、入門書にはお勧めなのだが、品切れ?

トロ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    巻頭はヴェズレー詣から。サン・チアゴ巡礼の主要な出発点でもある、このヴェズレーの丘とその頂にあるマドレーヌ修道院(残念ながら再建だが)は、まさにロマネスクを語り始めるのにこれほど相応しい地もないだろう。いい意味での素朴さに満ちた柱頭彫刻群、マグダラのマリアの聖遺物(遺骨)ーこれまたそれを収めるクリプトの存在と共にロマネスクの特徴の一つー、聳える鐘楼、叶うことなら、ここからサン・チアゴ巡礼に出発したいものである。もちろん、歩きとおした暁にはサン・チアゴ・デ・コンポステラの大聖堂(ゴシックだが)を仰ぎ見る。

  • のんき

    建築物としての教会堂と、その建築に従属する彫刻とを解説していく。コンパクトだけど中身がみっしり詰まっている印象。そのみっしり感はCGによる建物解剖図やこれでもかというほどの各構造部の説明によるものと思う。おかげでいろいろ用語を覚えることができた。

  • アルクシ・ガイ

    図書館本。多くの写真、そして図で、ロマネスク教会の建築と芸術を、具体的に解説してくれている。手元に一冊欲しいなあ。買っちゃおうかなあ。

  • あきら

    少し読みづらいけど、中世の修道院の構造が知りたかったので、ドンピシャテーマでした。薔薇の名前的な修道院を知りたかったのですが、途中のコラムに載っててやっぱりそうだよねえとか思ったり。

  • ヒラタ

    読むだけでは すべて頭には入りませんでしたが、可能の限りわかりやすく書かれていて今のところ 教会建築に関しては私にはベストな本でした。

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